運動しても体脂肪が燃えない皮肉

食事・運動・仕事


痩せるための運動はムダ!


運動すればするほど食欲が増す!


佐藤さん
佐藤さん

↑ 前回の内容(とっても厳しい内容でしたね)今回も「運動」より「食事」に気を付ける!という内容です。心してください。


さて、こんな生活が1、2か月も続くでしょうか。


続くわけがありませんよね、続ければ2、3キロの体重は落ちるでしょうが、待っているのは「リバウンド」です。


運動で体内のエネルギーを消費できるということに間違いはありません。


カロリー消費量が上がれば、体脂肪が燃やされます。


しかし、体脂肪というものは備蓄型エネルギーですから、すぐには使われないようにできています。


ですから、強度の高い運動を行ったり、短期的に痩せようとがんばって運動をしても、その際に消費しているエネルギーのほとんどは肝臓や筋肉に蓄えられている即効型エネルギーであるグリコーゲンと言われるものです。


つまり、糖質です。


そして、糖質が使われると私達の体は早くそれを元の状態に戻したがるので、運動をすると糖質がほしくなります。


ご飯やパン、麺類といった炭水化物です。


お菓子も糖質が豊富ですから同じです。



格闘技やボディビル等の減量を行うスポーツ選手は、この糖質への欲求に耐えうる精神力がとてつもなく強い上に、試合という目標があるため運動をしながら極限の食事に耐えられます。


ですが、一般の人達がこのような確固たる目的を持ってダイエットをしているかと言ったらそうではないでしょう。


唯一張りあえるとしたら、結婚披露宴を控えた女性くらいではないでしょうか(笑)。


どちらにせよ、短期的にそれが行えたとしても、良い状態を継続できなければ意味がありません。


試合やコンテスト、大事な時にはバッチリのスタイルを作れるが、その後はひどいことになる・・・という人もかなり多いですから、がんばって耐えるということは肉体的にも精神的にもおすすめできません。


本当のダイエットとは、そんなにつらくはありません。


食事を制限するのではなく改善していくことが大切なのです。


食べた分だけ動けばいいという考えは(まったくの間違いではありませんが)、現実的に見てイバラの道ということです。


というわけで、運動をメインに考えるダイエットは、強い精神力と短期的な結果を求めている場合を除き、長期的には向かない方法だ、ということをご理解いただけましたでしょうか。




↓ 参考書籍

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