【肩書きを重視する人ほど、流行に流されやすい】
本当におしゃれな人は洋服をたくさん持っていても、趣味は一貫しています。
エレガントな服が好みという人は、たとえスカートが短くても長くてもエレガントで違和感がありません。
ブレがないのです。
たとえば女優の万田久子さん。
自分の世界を持っていて、流行を取り入れた服を着ていても、ゴルフウエアを着ていても万田さんらしいおしゃれな装いになっています。
ただ若い女性は、いろいろな装いを楽しんでください。
まだアイデンティティの定まっていないうちは、雑誌などがすすめるままにおしゃれを楽しんでみて、その中から自分に似合うものや自分の個性を見つけていけばいいのです。
しかし、立派な大人になってからも若い人のように流行を追っているのは、子供っぽい人です。
こういう人は流行に遅れるとみつともない、という強迫観念にとらわれていることも多いようです。
同調性が強く、街で同じような服を着ている人を見ると安心感を覚えたりします。
流行に敏感であることと、流行を追いかけることは違います。
大人のおしゃれは流行に敏感でありながら、自分らしさを保つことが大事。
そういう服装をしている人は、人や物を外見や肩書きや値段で判断しません。
自分なりの価値観で評価します。
それが仕事のうえでも発揮され、人望を集めることになるのです。
【髪で耳を隠している人は、一人が好きなタイプ】
髪形を度々変える人は、周囲の人に注目してもらいたいという願望のある人。
髪形にも「見せたい自分」が反映されます。
他人の目には自己顕示欲が強い積極的な性格に映りますが、実際は自分に不満があり、不安定な心理状態にあります。
現状に満足できないから、次々と新しい髪形を試みるのです。
髪形とは少し違いますが、もしあなたの話し相手の耳が髪で隠れていたら、社交が苦手で自分の殻に閉じこもりがちなタイプです。
あなたと話したくないと思っている可能性もあります。
耳は外部の情報の取り入れ口。
それを覆うのは、「人の話を聞きたくない」「一人でいたい」という心の表われなのです。
長い髪で耳を覆っている人でも、話し始めたら髪を耳にかけたり、あるいは耳を傾けるしぐさを見せたら、「話を聞きたい」「何を言っているか気になる」という反応です。
安心して話を進めていいでしょう。
【鏡を見れば見るほど女性は魅力的になる】
化粧をした顔もまた、「見せたい自分」です。
「他人からどう見られるか」という意識は、心理学では「公的自己意識」と言いますが、この意識が高いと化粧が念入りになったり、鏡をよく見たりします。
女性が街角のショーウインドーや電車の窓ガラスに映る自分を見ている光景をよく目にしますが、あれは公的自己意識が高いから。
ある調査によれば、公的自己意識が高い女性ほど、魅力的な人が多いという結果も出ているそうです。
ただ、その意識が高すぎるのも問題。
自分に自信が持てず、他人の言葉に影響を受けやすい状態にあります。
化粧道具をころころ変えたり、美容整形を繰り返したりする女性はその傾向が強いと考えられます。
↓ 参考書籍
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