脳のエネルギーが不足すると、やる気は出なくなります。
やる気のもとは、脳の側坐核という部位から分泌される、ドーパミンが分泌されると神経伝達物質だといわれています。
ドーパミンが分泌されるとやる気だけでなく、幸せな気持ちにしてくれたり、集中力がアップしたり、物事をポジティブにとらえられるようになったりします。
ドーパミンを増やす方法としては、自分へのご褒美を設定してから行動する、音楽を聴きながら作業する、瞑想する、原料になるタンパク質を摂るなどがありますが、これは、脳がちゃんと働いているというのが大前提。
エネルギーが不足して動けない状態だと、すべてが絵に描いた餅になってしまうかもしれません。
【低GI食で肌や髪、血管までも老化させる糖化と酸化を防ぐ】
「血糖値スパイク」というのは、いつまでも若々しくいたいと思う私たちの天敵でもあることをご存じでしょうか。
なぜなら、血糖値の急激な上昇は、「糖化(グリケーション)」と「酸化」という老化の原因トップ2とも呼ばれる現象を引き起こすからです。
糖化とは、血液中にあふれてしまったブドウ糖がタンパク質とくっ
その結果できたAGEs(糖化最終生成物)は、細胞や血管のタンパク質の機能を失わせるリスクがあるため、肌はハリを失い、髪はツヤがなくなり、骨までもろくなってしまうことがあります。
さらに、血管にAGEsが蓄積すると血管壁が炎症を起こしやすくなり、血管が老化してしまいます。
【低GI食で、体を攻撃する活性酸素の増えすぎを防ぐ】
もう1つが、酸化です。
鉄などの金属を空気中に放っておくとサビ(酸化物)ができますが、私たちの体も同じように酸化が起きます。
原因は活性酵素。
細胞やタンパク質が活性酵素によって攻撃を受けると、通常の機能が低下して、本来の働きができなくなってしまうことがあります。
血糖値スパイクが起きると、この活性酸素が大量に発生するため、細胞やタンパク質は酸化のリスクにさらされます。
その結果、新陳代樹が滞りシワやシミ、たるみの原因になってしまうのです。
脳の細胞も同じように攻撃を受けると、記憶力や思考力などの脳機能の低下に影響が出る可能性も考えられます。
「低GI食」を心がけて、なるべく血糖値スパイクを起こさないようにすることが、髪や肌だけでなく細胞の老化を防ぎ、いつまでも若々しく元気に生きる手助けをしてくれます。
いつまでも、若々しくいたいものです。本書には、他にもたくさん参考になることが書かれています。一度、書店で立ち読みでもいいのでパラパラ覗いて、もし自分にあった書籍なら購入することをお勧めします。
↓ 参考書籍
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