知恵を深め、活用している

心理・思考・時間


成功する人は世界や自分をよく理解して成長を目指し、成功しない人は「知恵」を学ほうとせずに現状に満足する。

知恵深くなるために、仙人のような暮らしをする必要はありません。

よく観察し、よく思考することで、知恵は少しずつ身につけられるのです。

私たちには、思っている以上に多くの経験や知識があります。

それを知恵として私たちには、自分が思ってうまく活用すれば、自分を深く知ることができ(夢や目標、好きなもの、強み、不安は何か)、多くのメリットが得られるのです。

既存の経験や知識を利用することは、人生で成功するために不可欠です。

知恵はあなたの身の回りにもあります。

積極的に他人の知恵を借りましょう。

人生経験を積んだ年配者はもちろん、あなたよりも年下の若者や子供の視点・意見からも多くを学べるものです。

知恵を深めることで、私たちは自分をよく知り、人間として成長できます。

真の知恵とは、自分の人生に責任を持ち、現状を他人のせいにしないということです。

この考えを受け入れることこそが、真の知恵です。

それは同時に、自分の何を変えなければならないかを深く考えることにもつながります。

頭のいい人は、世界を変えようとします。

しかし賢い人は、自分を変えようとするのです。

知恵を学ぶ方法は三つある。一つはもっとも高貴な、内省。二つ目はもっとも苦い、経験。三つ目はもっとも容易な、模倣」 ー 孔子(古代中国の思想家)

【知恵を深めるために様々な体験をする】

同じことを長く続けていると、その道の専門家になれます。

しかし、一定の技術をマスターしてしまえば、それ以上同じことを繰り返していても、新しい学びが得られにくくなってしまいます。

何かを究めていくためには、いつもとは違う経験が必要なこともあります。

新しいことを学ぶ習慣をつけるための簡単な方法はたくさんあります。

例を挙げます。

・スポーツジムで、いつもとは違う器具を使ったり、ルーチンを変えたりしてみる。

・職場で、いつもと違う作業や役割を担当してみる(新しい視点やアプローチを発見しやすくなるので、仕事についての理解が深まり、ブレークスルーが起きやすくなる)。

・週末と休日の過こし方を変えてみる(見知らぬ場所に出かけてみる、新しい趣味を始める)。

・飲むお茶の種類を変えるなど、些細な変化を通じて、新しいことへの挑戦を習慣化する。

・他人から学ぶ時間を増やし、定年退職した隣人や年老いた祖父母、子供、元上司などと、夢や課題、懸念事項について話すことで、知恵が深まる。

【まず考え、次に人の意見を聞く】

問題の答えを探るとき、すぐに他人に頼るのではなく、まずは自分で考え答えを見つける習慣を身につけましょう。

そのうえで、その答えについての意見を他人に求めてみましょう。

自分が導いた答えに対しての他人の考えに耳を傾けることで、知恵は深まります。

↓ 参考書籍

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