成功する人はすべきことを今日実行し、成功しない人は明日に先送りする。
「人生は綱渡り。慢心が一番危ない。何かやろうとしているのなら、今すぐすべきだ。明日では遅すぎる」。
ピート・ゴス(イギリスの冒険家)
「先延ばし」は成功の大敵です。
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今日しなければならないことを明日に先送りする人は、失敗への道を歩いているようなものです。
先延ばしの問題に苦しむ人は、「今すぐ始めないのはなぜ?」「今すぐに始めないことで支払わねければならない代償は何か?」を考えるべきです。
「先送りすることで、将来にどんなデメリットが生じるか?」を頭に浮かべることが重要です。
今できることを先送りしていると、本当に大切なことをしなければならなくなったときに、時間が足りなくなってしまいます。
・重要な話を先送りすると人間関係が壊れることがある。謝るのを避けていないか?
・今日、運動やダイエットを始めなくても、たいした問題ではないように思える。だが、明日。明後日と先延ばしを続けていけば、健康にどんな悪影響が生じるだろう。
とある俳優さんは「先延ばしはクレジットカードのようなものだ」と言います。
つまり、先延ばしは「今が楽しければいい」という発想に基づいています。
しかし、その楽しさが続くのは、びっくりするような額の請求書が届くまでなのです。
対策として
【先送りの原因を考える】
今すぐ行動できない理由を考える。
・土壇場まで追い込まれないと何かを始めようとしない。
・その行動が重要だと感じていないから、やる気がでない。
・そもそも、どうすればそのタスクを終わらせることができるかよくわかっていない。
・失敗することやうまくいかなくて恥をかくことを恐れている。
【小さく始める】
先送りを解消するためのテクニック。
・今日、これまで先送りしていた何かを始めると決意する。
・タスクを「一口サイズ」に分割する(大きなことでも、小さく小分けにする。
・今日、いくつのステップを実行するか決め、実行する。
・明日の目標のステップ数を決める。
【先延ばしのリスクを考える】
先延ばしする理由が何であれ「次の二つのうち、どちらをとるか」と考えることは効果的です。
・歯を食いしばり、目の前の不快感や不安、ストレスに対処しながら、今すぐ行動する。
・先送りして「評判や信頼を落とす」「あなたがそれをするのを待っている人たちに迷惑をかける」といった悪影響を生じさせる(結局は、あなたはこれらの悪影響の後始末をしなければならなくなる)。
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今日できることを、明日に先延ばしする価値はあるでしょうか?
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