【クレンジングを攻略する】
クレンジングはスキンケアルーチンの第一歩、メイク落としに使うだけでなく、余分な皮脂や死んだ細胞を取り除き、若々しい見た目を保つためにも欠かせません。
しかし、その一方で、クレンジングはもっとも肌へのダメージが大きいプロセスでもあります。
クレンザーに使われる界面活性剤は肌の汚れを取り除く力が強いだけに、天然保湿因子のように大事で必要な成分も落としてしまうからです。
間違ったクレンザーを使い続ければ、肌の乾燥が進みかねません。
良いクレンザーとは、肌の刺激が限界まで少ないと同時に、メイクや日焼け止めを落とせる機能性を兼ね備える必要があります。
・クレンザーは、pHレベルで選ぶ。
クレンザー選びで重要なのは、pH(酸性・アルカリ性の程度)です。
人間の肌は弱酸性でないとうまく機能しないため、アルカリ性の成分を使うと皮膚の修復システムが乱れ、肌荒れが起きる原因になります。
クレンザーは、必ずpH5以下の商品を選んでください。
pHの数値が明記されたものを選ぶか、お気に入りの商品をpH試験紙でチェックするといいでしょう。
ネットショップで検索すると「pH5以下」は意外と少ないんですね。
・洗い終わりの肌感覚で選ぶ。
あなたに合ったクレンザーを選ぶために、洗い終わりの肌感覚も重要です。
洗い終わりに肌荒れやかゆみが起きる商品は論外として、注意したいのは「引き締まった感」が強いクレンザーです。
洗い上りのサッパリ感や、軽く肌が突っ張ったような感覚は、なんとなく良いもののように感じがちですが、実際には洗い過ぎて大事な皮脂まで落ちた可能性が大きく、よりマイルドなクレンザーに切り替えたほうが良いかもしれません。
サッパリ感がない商品でも、肌は十分きれいに洗えます。
洗い終わりに濡れたコットンパットで軽く肌をぬぐい、なんの汚れもついていなければ洗浄力は問題ありません。
もしここで、洗い流しが見つかった場合でも、急に強いクレンザーに切り替えないでください。
強いクレンザーを1回使うより、刺激が弱いものを2回使ったほうが肌へのダメージは減ります。
・クレンジングのチェックリスト
その他の、クレンジングに関する大事なポイントのご紹介です。
・お湯は使わない:温水は肌のバリアを一時的に壊すため、界面活性剤が肌の復旧を阻害しやすくなります。クレンジングにはぬるま湯を使ってください。
・クレンジングツールは使わない:クレンジング用のブラシやパット、メイク落としの布は皮膚へのダメージが大きいうえに、定期的に管理しないと雑菌の温床になります。
・クレンザー形式にこだわらない:固形、液体、泡などクレンザーのタイプが変わっても機能には違いが出ません。
・スクラブ系は常用しない:スクラブ系のクレンザーは死んだ細胞を落とすには効果的ですが、そのぶん肌のダメージは大きくなります。利用は最大でも週1回以下にとどめて、常用はやめましょう。
・ダライスキンにはオイルを使う:ドライスキンの人は、クレンジングミルクやクリームクレンザーのようにオイルを補充できる商品を選ぶと、肌トラブルが起きにくくなります。もちろん、オイルクレンジングを使うのも有りです。
・脱水肌や敏感肌にはモイスチャー入りを使う:脱水肌や敏感肌の人は、刺激が強い成分を避けるのはもちろん、グリセリンやソルビトールなどの給水成分が入った商品を選ぶと、問題を避けやすいでしょう。
↓ 最近、購入して使っています。洗顔は強く擦りすぎてもだめです。こちらは「毛」一本、一本が繊細で使うと毛穴の汚れが落ちた感じがします。特に「小鼻ブラシ」は鼻の洗いにくい部分を洗えるので、洗い終わって鏡を見て「洗えてるな!」と実感するでしょう。おススメです!
「美」に関して無頓着なんですかね、私は・・・今、使っている洗顔はちゃんと「スクラブ入り」を使用していました。使い終わったら変えてみたいと思います。
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