あなたの思考は凝り固まっていませんか?

心理・思考・時間


【新しいアイデアに心を開いている】

・成功者する人は「オープンマインド」を意識していて、成功しない人は狭い考えから抜け出せない。

あなたは新しい物事に心を開いているでしょうか?

知っていることばかりに目を向けてはいませんか?

人間は習慣の生き物です。

そして、物事を決まりきった方法で理解することをとても好みます。

しかし、古い考えに固執していると、新しいアイデアや意見は頭に入ってきません。

新たな視点を無視したり、興味のないアイデアから目を背けたりしていると、私たちは持てる力を最大限に発揮できなくなり、成功も遠のきます。

私たちは、目の前の問題に対して、「自分は答えを知っている」と思いがちです。

そして、「次に何をするか?」「何を目指すか?」「誰と付き合うか?」といった疑問を、新たな視点から捉えてみようとはしないのです。

しかし、成功する人は、常にオープンマインドです。

なぜなら、人が正しい判断を出来るのは、様々な選択肢を公平な目で検討したときだけだからです。

オープンマインドを習慣にしましょう。

新しいアイデアや情報・意見に心を開くことを楽しむのです。

これまで当たり前だと思っていた自分の考えを疑ってみましょう。

そしてどんな時も、新しいアイデアに心を開いておくのを忘れないようにしましょう。

「心をオープンにしておくことは重要だ。脳は私たちを守ろうとする。つまり、私たちができること、すべきことを制限しようとする。脳はとても慎重だ。だからこそ私たちは、これらの制限を突破することを意識しなければならない」

クリスジー・ウェリントン(イギリスのトライアスロン選手)

・頭が固くなっていないかを疑う。

身近な人に、あなたが新しいアイデアや意見に心を開いているかどうかを尋ねてみましょう。

・他人の意見や視点によく耳を傾け、理解しているか?

・それに応じて自分の考えを調整しているか?

・他のアイデアのほうが優れていると感じたら、潔く自分の意見を手放せるか?

誰でも頑固なところはあります。

ですから、「あなたは心を閉じることがある」と他人に言われても、過度に心配しないでください。

まずは、自分の思考パターンを意識することから始めましょう。

自分がどんなときに心を閉じやすくなり、「成功の妨げになる考え」にしがみつきやすくなるかを観察しましょう。

誰かと議論をしているときに、「自分の考えを正当化しようとしている」と気づいたら、相手の立場になってその考えを理解しようと努めてみましょう。

・他人の意見を歓迎する。

心を閉じていると、周りの人があなたから遠ざかっていきます。

聞く耳を持たない者に対しては、誰も新しいアイデアや意見を述べようとしなくなるからです。

オープンマインドを保つために、次の言葉を口癖にしましょう。

・「君はどう思う?」

・「他にどんな選択肢があるかな?」

・「私の考えは間違っている?」

・「私は頑固すぎるかな?」

佐藤さん
佐藤さん

「頑固な人」はどの組織にもいます!そして、「考えが古い」「思考が停止」している人もいます。時代は進んで進化を繰り返して、より良くなっているのにそれを学ぼうとしない、時代に乗れない・・・「老害」です。がっかりしますね。そうならないように、思考をアップグレードしていきましょう。

【好奇心がある】

「人間が前進し、新たな扉を開き、新しいことを続けるのは、好奇心があるからだ。好奇心は常に私たちを未知の方向へと導いてくれる」

ウォルト・ディズニー(アメリカのアニメーター・ディズニーランドの創立者)

現代の社会では、好奇心を持つことはとても重要です。

それは疑問を持ち、新たな可能性を探り、周りのものに心を開き、物事の仕組みを尋ねることです。

好奇心は、人生を有意義なものにしてくれます。

早まった結論に飛びつかないように、私たちに自制を促してくれます。

人は誰でも、生まれつき好奇心旺盛です。

赤ちゃんがどんなふうに周囲のものに反応しているかを見れば、そのことはよくわかります。

学校教育や子育ては、やり方次第で生まれつきの好奇心を開花させることもできれば、スポイルしてしまうこともあります。

専門家たちは、子供たちに自発的に質問させ、自分で答えを見つけることが重要だと言います。

しかし残念ながら、成長するにつれて好奇心を失う人は少なくありません。

誰かに指示され、答えを与えてもらうことを期待するような大人になって、社会に出ていくのです。

成功のために、子供の頃の好奇心を取り戻しましょう。

心の奥に隠れている、好奇心旺盛な探検家をもう一度蘇らせるのです。

次のようなことを考えるようにしましょう。

・これをもっと簡単に、速く、美しく、安くするにはどうしたらいいだろう?

・この問題を新しい方法で解決するにはどうすればいい?

・このサービスを面白く楽しいものにするには?

・このアイデアを自分のデザインに取り込めないだろうか?

・世界的にこの魅力をアピールするための方法は?

・成功する人は自分で問題を見つけ出し、成功しない人は問題を立てる前に結論を出してしまう。

急いで答えを探そうとするのをやめましょう。

認知科学者のダニエル・ウィリンガムは、「人間は答えを出すことに熱心で、質問に十分な時間を割いていない」と述べています。

好奇心から生まれる質問は、グーグル検索で得られるよりも良い答えを導いてくれます。

好奇心を持てば、早急な結論や浅い理解で終わることなく、深く考え抜かれた知識が手に入るのです。

また、簡単に退屈な気分に陥らないようにして、身の回りの物事に常に関心を持つようにしましょう。

ただし、退屈と集中力の低下を混同してはいけません。

会議の席などで疲労から集中力が落ちてくるのは自然なことであり、問題ありません。

ストレッチをして、コーヒーでも飲みましょう。

休憩を終えたら、再び集中しましょう。

どんな出来事や意見にも疑問と好奇心を向け、学び、改善する方法がないかを探りましょう。

次のようなことを念頭に置くと良いでしょう。

・全員が見落としているポイントはないか?

・議論を面白くするにはどうしたらよいか?

・今、周りにいる人を観察することで、何を学べるか?

【視点が大きい】

「形のあるものはいずれバラバラになり、元の姿に戻っていく。だから目の前のことにとらわれず、大きな視点を持とう」

リチャード・カールソン(アメリカの作家)

私たちは、つい小さなことでイラっとしていまいます。

給料の増額が少ないとか、後からきた車に自分が停めようとしていた駐車スペースを取られるとか。

些細なことかもしれませんが、それでも穏やかな気持ちではいられないものです。

作家のデニス・シャープは、「なぜ重要なことがたくさんあるのに、些細なことにこだわるのか?」。

その理由のひとつは、一時的に心に大きな絵を描けなくなっているのです。

小さな出来事に心を奪われていると、一歩引いて大きな視点に立つことができません。

それは劇場に観客席にいて、舞台のショーの一部しか観てないようなものです。

小さなことに目くじらをたててしまいがちな人は、こう考えてみましょう。

「自分はこの問題を、明日も、来週も、一年後も気にしているだろうか?」

こうような考え方を習慣にしていると、広い視点を取り戻しやすくなります。

成功する人は長い目で見て、成功しない人は小さなことでイライラする。

イライラから自分を守る方法として、目の前の小さな出来事に対するストレスや怒りが収まらないと感じるなら、「人生は短い」ということを思い出してみましょう。

あなたは死ぬ間際になっても、「同僚に(昇進の)先を越された」「隣人が家の壁を塗り直したので、自分の家がみすぼらしく見えるようになってしまった」といったことを、まだ気にしているでしょうか?

不要なストレスや不安、ネガティブな感情から自分を守る方法をご紹介します。

・目にするといつもイライラしてしまう対象が視野に入らないようにする。

・議論をしているときは、我を通さずに相手に勝たせる。

・目を閉じ、10まで数えて心を落ち着ける。

・「物事を真剣に受け止めすぎだ」と自分を笑い飛ばす。

佐藤さん
佐藤さん

簡単なことではないのは、私自身痛感します。私も「イライラ」する方です。ですが、イライラしていても、数日経てば気にならなくなります。だったら始めから小さいことに関心を向けないで、自分の興味のあること、やりたいことに時間を費やした方が効率的だと考えるようにしました。

↓ 参考書籍

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