【糖質が太る唯一の原因】
食べ放題のステーキランチと1枚のざるそば・・・医者から「痩せなさい」と注意を受けている方なら、ざるそばを選ぶはずです。
ざるそば1枚で我慢しても体重は減りません。
一方、ステーキランチを選択し、肉とサラダを腹いっぱいまでおかわりし人は太りません。
むしろ、痩せていきます。あなたを太らせる原因は唯一「糖質(炭水化物)」です。
たっぷりの油で調理した肉や魚で太ることはないのに、ご飯を食べたら太るのです。
ご飯を多食する人は短命という調査もあります。
砂糖の入ったお菓子や清涼飲料水はもちろん、ご飯、パン、麺類からの糖質摂取をいかに減らしていくか。
これこそが肥満やあらゆる病気を防ぐためのポイントです。
【カロリーと肥満は関係ない】
肥満気味の人に対して、今でも行われているのが「カロリー制限」の指導です。
これを行っていても、空腹に苦しむだけで効果は期待できません。
「肥満」は血糖値が上がることで起きるのであり、血糖値を上げる糖質を控えれば痩せていきます。
「カロリー」で考える栄養士は「消費カロリーより摂取カロリーを減らせば痩せる」というのですが、体はそんなに単純ではありません。
もしそれが本当なら酒飲みはみんなデブになっています。
アルコールはどれも高カロリーですから(糖質が多く含まれているお酒はNG)。
【脂肪は食べても太らない】
肥満とカロリーを結びつけたがる人たちにとって「脂肪は悪」です。
脂肪はカロリーが高いからです。
しかし、肥満の犯人は血糖値を上げる糖質です。
そもそも脂肪を食べたからといって、それがそのまま体に脂肪になるわけではありません。
食べたものは消化・吸収の過程で分解・合成されて新しい物質に変化します。
脂肪は食べすぎると便に出てしまい、案外、体内には残りません。
一方で糖質は100%吸収されます。
ブドウ糖は生きるための必須の物質であるために、そういうシステムが組まれています。
【コレステロール値は食事では変わらない】
「コレステロール値が高いので肉や卵は控えてください」医者から言われた方もいるでしょう。
私の母親がそうです。
しかしあまり気にすることはないようです。
コレステロールの大半は肝臓でつくられており、食事によるものは1割程度なのです。
つまり、食事でコレステロール値をコントロールしようとする努力はほとんど報われません。
コレステロールにはいろいろあり、「食事で解決しよう」と考えずに一度、しっかりとした検査を行い、多様なアプローチを行う必要があります。
【プロテインやアミノ酸は腎臓を壊す】
プロテインやアミノ酸など、筋トレを行っている特に男性に多いです。
私もそうです。
結果にこだわる男性は、どうせ運動するなら、筋肉がつくプロテインや疲労を取り除くアミノ酸の力を借りた方が効率的だと考えます。
こうした人工的な商品には、自然な食品とは比べものにならないほどの大量のタンパク質が含まれています。
タンパク質によって体内で生まれる尿素窒素などの毒素は腎臓が濾過(ろか)して尿に排出します。
人工的なタンパク質を大量に摂取することは、その働きを腎臓に強要し疲弊させ、重大な被害を生みかねません。
タンパク質の大量の摂取は骨に悪い影響を与える研究もあります。
結果、間違った知識や認識、思い込みで食事を制限したりしない。
また他の書籍を読むと「運動+プロテイン」で効率的に・・・なんちゃら、かんちゃらともあります。こちらで紹介されたものはあくまで「大量に!」の部分に注目した方が良いのかもしれません。食事は偏ったものにならないように、自然のものを(人工的なものではなく)摂取した方が良い!という事なんですね。
【ちょこちょこ食べるほうが太らない】
同じ量を食べるなら、まとめて食べるよりちょこちょこと食べとこうが太らないようです。1日3食が理想とされていますが、5・6食に分けた方がいいようです。
大事なことは、空腹でドカンと糖質を取らない事、「ラーメンの大盛り!」は最悪です。
自分の空腹感を察知したら、適切な分量の食品をとり、血糖値が上がりすぎないようにコントロールする。
知的なビジネスパーソンの食事術です、3食の食事タイム以外に「ちょこちょこ」の知識と技術を身につけましょう。
【果物は太る】
果物を「非常に健康にいい食べ物」と考える人がいます。
特に男性の中には、果物を野菜のような位置づけで大量に摂取する人もいます。確かに果物はビタミンやミネラルが豊富に含まれています。
一方、「糖質」のかたまりでもあります。果物に含まれるのはブドウ糖ではなく果糖です。
「果糖だから太らない」というわけのわからない理屈を展開する栄養士がいるのは困りものです(先生は無知な栄養士が嫌いなようです)。
果糖だからこそ、果物は太りうやすいのです。
生化学を学んだ方なら当たり前の常識だそうです。
人間の体はエネルギー源としてブドウ糖を優先的に使います、果糖はエネルギー源としてではなく、すぐに脂肪に変えて貯蔵されます、つまり太りやすい糖なのです。
果物は朝食後にゆっくり噛んで食べるのがベターです。
ジュースにしない事、たくさんの果物を使った糖質たっぷりのジュースを、起きたばかりの空腹状態でごくごく飲むのは最悪の行為です(巷で売っている野菜ジュースのことですかね)。
【疲れたときに甘いものは逆効果】
体についても、頭についても「疲れているときには甘いものを食べると回復する」というのが、世の中の共通認識のようです。
大勢の人は「なんとなく」という認識でしょうが、知識のある人は「血糖値が上がるから疲れがとれる」と答える事が出来るでしょう。ですが、これは間違いです。
確かに、糖質をとれば血糖値が上がり、それによって一瞬だけ幸せな気持ちになります。
みんな騙されてしまうのですが、糖質摂取で急激に上げた血糖値は急激に下がり、いらいら、吐き気、眠気などさまざまな不調を呼びます。
疲れをとるために甘いものを口にしたのに、かえって疲れてしまうのです。
これを繰り返すと立派な糖質中毒に陥ります。
【発がん性を疑われているものは食べない】
最近、健康志向の人たちの間で注目を浴びているココナッツオイルに、発がん性が疑われています。ただ、その証明はなかなかできません。
がんは食中毒のように発がん性のあるものを食べてすぐにあらわれるものではないからです。薬にも発がん性が判明することがありますが、薬であるために丁寧に副作用を追っているからこそわかるのです。壮大な人体実験によってハム、ソーセージ、ベーコンなどの加工肉には発がん性があることがWHO(世界保健機構)の発表で明らかになっています。
こうした状況にあって「疑わしきは避ける」に徹する事をお勧めします。
【運動は食後すぐに行うのがいい】
糖質を食べれば血糖値が上がりますが、食後すぐに運動をすると、その上昇を抑える事ができます。だから、運動は食後に行うのが効率的です。
かつては、「食後はゆっくり休め」が常識でした。そもそも食後にゆっくり休まなければならないほど一度にたくさん食べるべきではありません。
血糖値が大きく上昇しないように「腹七分目」が理想です。
また「空腹時に運動することで脂肪が燃える」とも言われてきました。
しかし、空腹時に運動すれば、その後さらに腹ペコ状態でドカ食いすることになり、血糖値を急上昇させます。
今では「空腹時に運動」は古い考え方です。
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私的に果物は好きですが、そんなに大量に摂取することはないですね。ちょこちょこは何かを食べる事もありますが、ナッツ類が主ですね、ナッツはいいらしいです。
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私は血糖値が高い(糖尿病予備軍)ので甘いコーヒーは飲みません。お菓子は食べます・・・たまにスイーツも・・・ほんとのたまにです。加工肉は他の書籍にも「発がん性」が疑われている研究結果の報告がありますので、気を付けていますね。
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最後の「運動は食後・・・」はちょっと実践できていませんね。私は空腹まではいかない状態で、運動・筋トレし、プロテイン・・・プロテインは良くないらしいですが「大量」ではないので・・・あくまで「血糖値の急上昇・急下降」の面での内容と私的にはとらえています。実戦出来るものは取り入れていきたいです。
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