【思い込みを疑え】
人の解釈を聞いて、自分もわかったような気になってはいないでしょうか。
たとえ信頼に足る人物の解釈だとしても、それも思い込みのひとつです。
思い込みは無数にあります。
どれを選択するかは、あなたの自由です。
【調べるよりも聞こう】
何でもかんでも知識ばかり集めているのは、役立たずのインテリだけでいいのです。
活きた知識を身につけたかったら、直接その場に行って話を聞き、その目で見て、その手で触れるのが一番早いでしょう。
【ヒントを無駄にするな】
多くの本には、素晴らしい人生を送った人や、賢い生き方をしている人の発言や行動が記録されているわけですが、「それはあくまで本の話、自分とは関係ない」と、頭でっかちな人ほどよく言います。
本当に知恵をつけたいと思うなら、賢い人の言ったことや、やったことを、「結果論だ」と斜に構えたりせず、とりあえず試してみてはいかがでしょうか。
【体験するまでは虚像】
世間で言う批判とか賞賛とか、どれもこれも、あてになったためしがありません。
真実は、むしろ逆であることの方が多いのです。
そんなことは百も承知のはずなのに、ありもしない幻想を、あると決めつけ、追いかけることに骨を折る気でしょうか。
【自分を磨くため】
出世するたもの勉強というのは、私はあまりおすすめできません。
そこで得た知識や能力を、誰かに使ってもらうことを、受動的に待つしかありませんから。
勉強は「自分を磨くため」という考え方がシンプルで好きです。
自分のために、自分を磨き続けている人は、偉くなるなんて考えもしないのに、自然と、周囲から尊敬されるような人物になっていきます。
評判ばかり気にしていたら、そうはいきませんよね。
【読書の心得】
早く効果を上げたい気持ちはわかります。
ですが、本を読むときは、頭の中から「たぶんこういうことだろう」という推測を捨て去った方がいいと思います。
頭の中を空っぽにして、本の世界に飛び込む感じです。
頭じゃない。
魂のこもった筆者の心を、からだ全体で受け止めるんです。
【時間は矢のごとく】
わずかな時間でも惜しい。
そう感じないのあれば、その勉強は身になっていません。
惰性やいやいや続けるよりも、どうすればその勉強にのめり込めるか、きっかけを探したほうがいいでしょう。
【我流でやらない】
過去のやり方なんて、どうでもいいですか。
独自の考え方で、いけるところまでいきますか。
先人のたどった道筋を参考にしないなんて、どれだけ遠回りする気なんですか。
【惜しみなく教え、頭を下げる】
「あいつはよく勉強している」と言われるような人は、よく本を読んだり、調べものをしたりしている、ということではなく、その道をきわめようとしています。
それもただその道をきわめようとするだけではなく、後からやって来る者に対しては、自分が知っていることを、惜しみなく教えようとしています。
さらに「その道においては先輩」だと認識していれば、相手の年齢や、役職がどれだけ下だとしてもこだわらず、頭を下げて教えを乞います。
技術はずいぶん進んで、情報収集をする人は世の中にあふれ返っています。
しかしそんな風に道をきわめようとする人は、ほとんどいないのです。
【勝つ人と勝ち続ける人】
勉強なんかできなくたって、最善を尽くせばそれでいい。
ですが勉強している人が、最善を尽くしたら、それには絶対かないません。
いつまでも一線で活躍するつもりなら、勘や経験だけに頼らず、本質を学び続けることを怠ってはいけません。
【未知なるものの価値】
新たに知ることが、新たな行動を生みます。
できるということは、すでに知っているということです。
できなければ、反復しましょう。
【本質を知る】
本質とは、語らずともそれだけに触れただけで、わかってしまうもの。
あまりの美しさに、拝みたいような気持ちにさせられるもの。
そのくせシンプルで、わかりやすく、身近なものとして感じることができるもの。
【学ぶとは思い出すこと】
思いやりとかやさしさは、持つものではなく、思い出すものです。
人を喜ばせようとするのは、善意ではなく、本能です。
「本来の人間らしさ」を取り戻すために、私は学びます。
【知識と行動】
知識は、過去のこと。
行動は、今これからのこと。
したがって、行動を起こす前には、まずは知識を疑うこと。
【勝因はどこにあったか】
才能、知識、人脈。
それらはいくらあっても、最後の最後は役に立ちません。
地道なことを、どれだけ丁寧に積み重ねられるか。
ただそれだけが、大きなことを成し遂げる基盤になるんです。
↓ 参考書籍
生涯学びは必要とするものです。学びをやめた時点で、その人の「進化」「進歩」は止まります。学業だけではありません、学生の方は「学校、終わってからも勉強?」と思うかもしれませんが、学業が終わってからが本格的な「学び」の始まりです。
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