【デートの食事代、奢られっぱなしの人、払おうとする人】
私(著者)の場合、給料二十万円弱の女の子たちよりも、明らかにお金を持っているわけで、ほとんどの場面で私がお金を払っているが、それは、「私の方から彼女たちを誘ったから」という大きな理由があるのだ。
男が、女性を誘っておいて、「割り勘にしてくれ」と言うようでは男の器量が疑われる。
そういう男とはつき合わないことを勧める。
だが、あなたの方が誘った場合、または、誘う、誘われるという関係じゃない場合、女性の方もお金を出すのが気持ちいいことだと思っている。
(あなたの食事の相手がお金持ちでも)お金をばらまくのが趣味という下品な奴を除いて、誰でも、相手のお金の使い方を見ているものだ。
著者もそうだ。
本、写真、競馬と仕事をしていて、どれも上手くいっているから収入は多い。
それを知り合いの女の子たちは知っている。
「知っている上で、彼女たちはどうするかな」と思い、見ているが、
1、まった<払う素振りを見せない女性。
2、口だけでも、「半分払います」と言う女性。
3、端数を出そうと用意している女性。
だいたい、この3パターンに分かれる。
1の女性には、もう奢る気をなくす。
社会に出ている大人なのだから、甘えるのもいい加減にしないといけない。
前述した「お金をばらまくのが趣味」というおじさんじいには嫌がられず、余生の短いお爺さんの友達も増えるかもしれないが、苦労してきた30・40代の男からは敬遠されるだろう。
2の女性はリスクを負っている。
もし、私が、「じゃあ、半分払って」と言えば、本当に払わなくちゃいけなくなるのだ。
だから、「半分払います」という女の子は覚悟をしているわけで、ある意味偉いと思っている。
3のパターン。
支払いのマナーでは、目上の男、あるいは上司がお金を出す時は、店の外に出て待っているとされているが、それは、明らかに上司に誘われた接待などの場面のことであり、日常の男性とのつき合いでは、レジの横に待機し、消費税の分や半端なお金を出してあげるのがベターだ。
さっきから、私事で話を別めているが、私の経験ではそれがとても助かるのだ。
消費税の分だけでも嬉しいが1万1500円の食事代の、1500円をさっと出されると、自分が出すつもりだったとしても本当に嬉しい。
1500円を得した話ではなく、気持ちの問題なのだ。
もっとも、「今日は俺が奢るよ」と男の方が断言していて、しつこく端数を出すのもどうかと思うから、相手の様子をよく見て判断することが大事だ。
モタモタしていたら、細かいお金がないのである。
上司や明らかにお金のある目上の男性に誘われた場合は、素直に奢ってもらう。
特に、財力に自信のある男に、「半分出す」としつこく言うと、こ俺は金があだよ」というくだらないケンカになりかねない。
とはいえ、私のように女性を見ている嫌な男も多いから、財布を出して、「あたしも半分出します」という様子を見せておいた方が無難です。
そうではなく、あなたよりも、年齢的な部分でお金を持っているに過ぎない男性から誘われた場合、彼が、「奢るよ」と言っても、細かいお金を用意しておく。
そして、男が誘ったのではなく、あなたが誘った場合はもちろん、食事をするのが当たり前の関係になっている場合は、あなたも半分払うことだ。
もちろん、「今日は私が出すね」と言い、にこやかに笑っておけば、それを嫌がる男はいないだろうし
「気がきく女だな」と思われ、あなたの株は上がるだろう。
【支払いの時、レジの前で財布を探す人】
若い人には、あまり必要ない話かもしれないけれど、若い女性もじきにおばさんになったら、駅の自動券売機の前で、人に迷惑をかけるようになるものだから、一筆書くことになった。
駅の自動券売機の前で悩んでいるのは、目的地までの料金がわからないからだ。
それを簡単な路線図で記してあるが、地図を読むのが苫手な女性は、あの路線図から、自分の行く駅を見つけることができないのだ。
だが、それを券売機の前でやっていたら、後ろの人が切符を買えずに、列車に乗り遅れてしまう。
だから、一歩下がって、列から離れた所から目的地を探せばいいのだ。
なのに、おばさんは券売機の真正面を陣取り、そこから離れない。
まぁ、今はほとんどの人が「Suica」などを使っているから関係ない話だと思う。
喫茶店のレジとかで、前の女性がすっと支払いをすませているのを見ると、ホッとする。
なんか、普段の生活も手際よく、しっかりしている人なんだな、と思わせるのだ。
財布は席を立つ時に、バックのどこに入っているか確認して、レジで探さないことです。
料金も一緒に確認しておくこと。
それから、レジがどれくらい混雑しているか見て、1円単位まで細かく出すか、大きなお金を出して、早くおつりをもらって行くか、決まることです。
コンビニには急いでいる人が多い。
本を立ち読みしている人を除いて、けっこうせわしい場所だ。
だから、レジに人が多い時は、細かいお金は出さない。
2453円だったら、3000円出してしまう。
そうして、他人に気をつかう生活は疲れるかもしれないが、慣れてしまえば大丈夫。
神様は、そんなあなたを見てくれていて、何かご褒美をくれるだろう。
そういう他人への気配りを実行できる女性は、どこか雰囲気が違い、世の男性はほっとかないだろう。
【奢られたお返しができる人】
奢られたお返しをする女性は少ない。
男同士の場合、その店の飲み代を払ったら、「次は俺が払う」とすぐにまた飲みに行くものだ。
女性同士はだいたい割り勘だから、それがない。
だから、男性に奢ってもらっても、その後、どうすればいいのかわからないのだろう。
正直言うと、私の場合、何もされなくても、なんにも不愉快に感じないし、何も考えてないが、もし、何かお返しをされたらやはり嬉しいだろう。
しかし、里中、その経験がないのである。
奢るだけ奢っておいて、抱かせてもらったこともないのだ。
というのは冗談で‘著者の場合は、あまり深く考えていない。
例えば、社の上司に奢ってもらったとする。
あなたが子供でなければ、いい寿司屋に行って、一通り食べれば、2万円はすることぐらいはわかるだろう。
そのお返しに、2千円ぐらいの物をプレゼントするのがいい。
あまり高いと、割り勘になってしまうから、奢った相手が気を悪くする。
10分の1以下が理想だ。
「先日は、お寿司ありがとうございました。これ、すごく安いものなんですけど」と言って、渡すのがベスト。
また奢ってくれることは確実である。
女性の社会的自立を促す女性向けの本には、男に奢られることに反発しているものもあるだろう。
「男に甘える時代じゃない。お金も自分で払う」
という感じか。
しかし、甘えてくる女性が好きな男性はまだまだ多いし、こんなに不況でお金が苦しい状況では、25歳くらいになっても、まともな料理は食べれない。
私の知っている25歳以下の女の子たちは、普段は自炊かマクドナルドですよ。
その子たちが自立していないわけではなく、普通に就職しても、給料なんか二十万円ももらえない時代なのだ。
なのに、「男に甘えるな。食事代は自分で払え」というのは無理がある。
男の方は、あなたよりも年上なら、あなたよりもお金を持っている。
上司なら、出世しているわけだからなおさらだ。
その人に、金銭的な面でたまに助けてもらうことは、別に女の恥じゃないし、弱い女でもないのだ。
若いうちは、はっきり言うと、「弱者」なのだ。
社会的に不利なのは、女も男も一緒だ。
男だって、若いうちは、年上の女性に奢ってもらうこともある。
恥ずかしいのは、奢られることを「当たり前」と思っている気持ちだ。
本当に、お金がなければこう言えばいいんだ。
「いつも奢ってもらって悪いです。今度はもっと安いお店でかまいません」と。
一緒に食事には行きたい気持ちを口にしつつ、控え目な提案をすることだ。
私の経験上、このように気配りのできる方にお会いしたことがなく、こういう気遣いをされたら・・・好きになっちゃうかも(笑)。
【自分を美しくしようと努力している人】
私が、1番ぐっとくる女性は、自分を綺麗にしようとして頑張っている女性だ。
それにお金を使っているのが、一生懸命に見える。
美容に関してだが、綺麗になろうとしている女性ほど、いじらしい存在はないと思っている。
もっとも、美容にお金をかけすぎて破産するような観念ではまずいわけで、少ないお金をやりくりし、化粧品やダイエット食品を買い、スポーツなどをしている女性が魅力的なのだ。
美容以外の趣味にお金をかけると、当たり前のように化粧品を買うお金かなくなる。
洋服を買うお金も、スポーツジムに行くお金もなくなる。
あくまでも私見だが、著者の知り合いで、30歳を週ぎても結婚もできない女性には、総じて、美容以外に趣味があった。
アウトドアスポーツであったり、車であったりした。
海外旅行を例にして話を進めると、海外旅行に行くためにお金を貯めていると.少なくとも、季節毎の洋服は買えなくなる。
今年の夏も昨年の夏と同じ洋服を着ることになる。
それが男の人にばれるのである。
「去年と同じ服だ」と。
それだけで、なんだかがっくりくるのだ。
同じ洋服で目の前に立たれると、こちらを軽視しているように思えるからだ。
これは別に趣味をやめろという話ではない。
例えばそれが三万円だったとしたら、その三万円を何に使うのが、今の自分にとって重要かと考えるものだ。
化粧もダイエットもしなくても、男が目を向ける美女だったら、そのお金を美容以外の何に使っても問題ないだろう。
だが、そんな女性は稀にしかいない。
25歳にもなれば、じっとしていたら太るし、シワも出てくる。
それを黙認して、海外旅行に行きまくる人は、やはり、婚期を逃す。
海外で、美味しいものを食べてくるから、どんどん太るし、お金にケチになる。
女性は、美容にお金を使い、綺麗になる事を楽しまなければいけない。
海外で美味しいものを食べるよりも、綺麗になった方が男友逹も増え、有意義な20代を過ごせる。
そして、綺麗になることは、人を喜ばせることなのだ。
成長しない人間、新鮮さを持たない人間に、人は不快感を持つ。
気の利く女性はそれを知っているから、新しい洋服で相手を喜ばせる。
美人じゃないのに、化粧もせず、同じ洋服ばかり着ている女性は、周囲を不快にしている(著者の意見です)。
私(著者)の知り合いにもいる。
「なんで、化粧をしないのか」と叱りたくなるような女性が。
その女性には車の趣味があって、車に収入のほとんどを費やしている。
ルックスはいいが、肌はお世辞にも綺麗とは言えない。
だが、いつもすっぴんである。
「あたし、化粧はいいの。すっぴんに自信あるから」と平然と言う。
確かに端正な顔立ちだが、肌はボロボロ。
化粧をきちんとすれば綺麗になるのに、といつも思う。
若い頃に、美容にお金をかけないと、年をとった時にものすごく後悔する。
私がそうだったのだ。
私は男だから、昔は、「男は中身」というタイプだった。
だが、それが大きな間違いだと気づいた時には、もう三十歳を過ぎていた。
それまでは、髪の毛は伸ばし放題、いつも不精髭、洋服はワンパターンで、趣味は車だった。
彼女と同じで、全部車にお金を使っていた。
今はそれをとても後悔している。
若い頃、綺麗にしていれば、もっと出会いがあったに違いないと思っている。
今になって、ようやく、美容に気をつかい出した私は、明らかに若い頃よりも女性の友達が増えた。
だが、時すでに遅し。
もう、若い女性とデートをすると、友逹から軽蔑される年になってしまった。
今からでも遅くない。
自分を綺麗にするために、お金を使って頑張ってほしい。
今の時代、勝ち残れる人間は、金持ちではない。
美しい人間なのだ。
なぜなら、時代は、「見る」時代だからだ。
ビジュアル的に美しい人間が勝者になるのだ。
断言する。
著者の意見は少し厳しめですね。ですが、一理あると思う部分もありますよね。女性に限らず、男性も「美容」に気をつかう時代になってきています。化粧まではいきすぎですが、せめて「清潔」でありたいですね。
↓ 参考書籍
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