止まって考える時間を設けている

心理・思考・時間


【仕事を振り返る時間を取っている】

再現性の高い人は「振り返る時間」をとっています。そういう人には多くの仕事の相談がやってきます。働き方改革が進むと、彼らのような活躍している人に仕事が集中してしまう企業もあります。

その多忙なスケジュールの中で、彼らは2週間に一度は止まって考える時間をとっています。

「なぜ、忙しいのか?」「何かやめるべきことはないか」「何に無駄な時間を費やしてしまったのか」など内なる反省(内省)を定期的に行い、気づきや学びを次の行動に活かしているのです。

同じ間違いをしないように行動を変えていけば、おのずと成果が改善していき自分のモチベーションも他者からの評価も高まるはずです。

【セルフPDCAを実施する】

過ぎ去った時間を振り返れば、良かった点を評価し、そこからどんな結果が生まれてきたかを明らかにすることができます。

また、同じ過ちを避けるために、過去から学びとる事ができます。二度と同じ間違いを繰り返さない為に、しっかりと「失敗しない対策」をしていきます。

会社から、もしくは上司から指示されたのではなく、自身が成長するために必要だと感じ、率先してセルフPDCAを実施していく事です。

【行動✙経験が求められる】

行動力のある人は、主体的に物事を進めていきます。主体的な行動とは、自分発信で周囲を巻き込んで行動出来ること、自発的に物事に取り組んでいけることと考えます。

誰かに言われて行動した経験や、必要に迫られてやったことは「主体性がある」とは言えず、行動力があるとも認められません。

重要なのは、物事の起点が自分にあり、周囲に良い影響を与えていることです。周囲を巻き込みながら大きな問題に立ち向かった、目標を達成することができたというのであれば、仕事で活かせる行動力、長所として認められるでしょう。

行動力がある人は、何事にも好奇心を持ち、新しいことにも積極的にチャレンジします。新しいことに躊躇せず、「まずやってみる」という精神がある人は、行動力が高いと評価できます。

やったことのないことに挑戦する事は非常にエネルギーのいることなので、未知の領域へのチャレンジを嫌う人は少なくありません。

何事にも恐れず、挑戦できる行動力があり、かつ挑戦した分野で成功を収められる「目標達成能力」があれば、周囲からの評価も高くなります。

【経験を生かして行動する力がある】

社会人の能力開発の70%以上は、現場での経験によるものだと言われています。

何かの仕事をしていれば、必ず「経験」をします。いい経験も、悪い経験もします。それを、別の仕事になったとき、全く違ったものとして捉えるか、経験を活かすことができるかもと思うかが、大きな分かれ道になります。

蓄積した経験を活かし、次のステージにいく事ができる人と、できない人の差は「経験を活かす事ができる差で決まる」のでしょう。

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【臨機応変に対応できるか】

仕事でまじめである事は大事なことですが、不測の事態に適切に対応できなければ将来、人の上に立てるような人材には到底なりえません。

評価される人は、トラブルやアクシデントが起きたとき、臨機応変に対応ができる人材です。彼らは不測の事態が起きても、取り乱したり、パニックに陥るということはありません。

冷静さを決して失わず、論理的に分析した上で、現状の状況を打開し、対処するにはどうしたらいいのか、最善の方法を考える事ができます。

このような対応力のあるメンバーが同僚にいれば、頼もしい存在に違いありません。上司にしてみても「彼らになら、安心して仕事を任せることができる」と思えるでしょう。

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