〇失敗によって得た学びを次に活かせば成功に近づくと考える。
✖失敗のリスクを考えて何もしない。
新しいことを始めたり、前例のないことに挑戦したり、何かを変えようと行動を起こすことは、必ず大なり小なりのリスクが発生することになります。
かといって、現状維持のまま新しい行動を起こさず、挑戦もせず、何もしなければリスクがないかといえば、それは違います。
外部の変化に対応せず何もしないことのほうが、リスクが多い時代です。何もしなけば成長もしません。
つまり、挑戦することにも挑戦しないことにもリスクはあるので、ゼロリスクの考えを捨てることが重要です。
【デメリットのない挑戦はない】
新しい挑戦にはデメリットがあると理解しつつ「失敗を成功へのステップと捉えるならデメリットにはなりえない」と考えるべきです。
また、何も挑戦しないことに対して、失敗のリスクがないとはいえ、「失敗を成功へのステップと捉えるならデメリットとは言い難い」とも考えられます。
失敗を未来の成功に向かっての学びの場と捉えて考えると、何もしないことにメリットはないと考えつきます。
もちろん新しいことに挑戦する前には、その情報を集め、計画を練って、失敗のリスクを最小限にする努力は必須です。
しかし、どれだけ情報収集しても、その挑戦が成功するか失敗するかは、結局はやってみないことにはわかりません。やってみてわかることもたくさんあるのです。
外部環境が変わっていくことを理解すると、自分が変わらなければ劣化していき、過去と比べて相対的に価値が下がっていきます。
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新しいことに挑戦せずに愚痴ばかり言っている先輩社員は、過去の武勇伝ばかり何度も話したがります。
私の身近にも当然のようにいますし、今までも何十人もいました。そのときは「そうなんですね」と相手が気持ちよさそうに話ているので合わせますが、心では「いや、口ばっかでなんもしてねーじゃん」「行動力のないやつだな」なんて考えています。
社会に出るとそれを肌身で感じ「こうならないようにしよう」と反面教師にするといいでしょう。
失敗したら振り返って反省し、そこで得た学びを次の行動に活かして修正していけば、成功する確率は上がります。諦めずに挑戦し続ければ成功にたどり着くでしょう。
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【成功する唯一の方法は、たくさんの失敗をすること】
できる人は「失敗の先に成功がある」ことを知っています。
ほとんどの人は成功は失敗との二者択一の片方であるように思っています。
もちろん、致命的な失敗をしないように最低限の準備はしますが、その回避策は、すぐに小さく始めて修正することだと心がけて挑戦していきます。
外部の変化に対応していくには、新しいことに挑戦していくしかありません。
挑戦にはデメリットが含まれていることも理解しておきましょう。
このデメリットばかりに気を取られて、リスクをゼロにしようとすると時間も費用もかかり結果的に行動を起こしにくくなります。
できる人は、デメリットありきで、メリットの方が大きければ行動する習慣を持っています。
「デメリットをどうやって潰すか」ということよりも、メリットを享受(きょうじゅ)することの意義をしっかりと腹落ちさせて、その上で行動に出るのです。
こうやって最初に目的がわかれば、やらない理由を探すのではなく、やるためにどのように行動すべきかという前向きな姿勢になります。
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見えないリスクをいくら論じていても先に進めませんから、まずは小さく始めて修正しながらリスクを最小限にしていくことで、結果的に成功に近づけていけます。
何か新しい事を挑戦しようとすると、「ダメだよ、成功しないよ」みたいな否定的な事をいう人がいますが無視してOKです。そういう人は「変化」することを嫌い、あなたの事も「変わって欲しくない」「一緒に落ちぶれていて欲しい」という考えの人です。そういう人は付き合いもほどほどにした方が賢明です。
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