【心のことば】 ー MIND ー 

心理・思考・時間


【結果じゃない】

大事なことは、なにを、どう手に入れるのかではなく、どんな気持ちを感じたいのかなのです。

たとえ手に入れたのもが、どれだけ美しくて広い家だとしても、住んでいる人がやさしい気持ちになれないなら、それは貧しい人生です。


【やりきるまで手を離すな】

たいていの人はまだ序の口で、いよいよこれから本番だという時に、自分の田んぼを放置して、人の田んぼの雑草を取りたがるのです。

人の田んぼの雑草を取るというのなら、まだいい方かもしれません。

一番多いのは、人が一生懸命に草を取っている姿を傍観して、その取り方がいいとか、批判ばかりしている人です。

まずは自分が今いるところから始めましょう。

人生の喜びを十分に味わうために。


【本当に幸せな人】

幸せな人の心は二種類に分かれています。

ひとつは、どれだけ貧しくても、厳しい状況に置かれても、いつもゆったりとした雰囲気でいて、決して他人を責めたり、自分の運を呪うことのない心です。

もうひとつは、誰に対しても、まるで家族のみたいに親切で、どこかで困っている人がいると聞けば、もうそれだけで食事がのどを通らなくなったり、不眠になったりするほど気を配る人です。

どちらも同じ心のことです。

つまり、自分がどれだけひどい状況に置かれても、そのことについては考えないので、その分、世の中の人たちにやさしくなれる。

言い換えれば、世の中の人たちいつもやさしくしているから、自分がひどい状況になっても、あまり気にしないで済む、ということでもあります。

ですから、自分の身の回りのことにいつも腹を立てているような人に、「今の世の中は・・・」と語ってほしくないわけです。


【懇願】

お願いです。本当にお願いですからたった一回負けたぐらいで、やめないでください。


【運が向かない人の考え方】

壊そうとするから、壊されるのに、打ち負かそうとするから、打ち負かされるのに、人を見下すから、人から見下されるのに、そうとは気づかずに、苦しんでいる人は本当に多いものです。

そしてすべてを失いそうになっても、なお、その原因を作ったのは自分自身なんだって、考えが及ばないのは、本当に悲しいことです。


【そこに未来がある】

自分の心がそうせよと叫ぶなら、ひるむことなく、すぐに従うべきでしょう。


【後ろを見ない】

ミスをして落ち込む暇があったら、ただちに「次はこうする」を決めて、新しい仕事に取りかかりましょう。

若ければいくらやり直したって、たいした問題にはなりませんから。


【ないを選ぶか、どう選ぶか】

自分にとっての利益。

これをなるべく増やそう、残そうとすればするほど、判断基準がぶれ、迷いが生まれます。

反対に、自分の利益さえ一番後回しにできるなら、やろうがやるまいが、どれを選ぼうとも、物事は気持ちよく進んでいくものなのです。

自分のことを考えると、かえって自分のためになりません。


【逆境に礼を言う】

鉄は何度も熱い火の中に入れられて、何度も固い金槌で叩けれて、はじめて名剣に仕上がります。

すばらしい人生の送り方もよく似ています。

何度もくり返される、きわめて不都合で、ありがたくない経験の数々が、旅路を美しく輝かせてくれるのです。


【また会いたくなる人】

毎日、少しづつ「いいこと」を積み重ねていると、本人も知らないうちに、身のこなし方が洗練されていき、顔とか背中から存在感があふれてくるものです。

どれだけ外見に気をつけたところで、この魅力には及ぶものはなりません。


【感動は逃げやすい】

山の小道というものは、人が通っているうちは道にですが、ひとたび人が通らなくなると、すぐに草が生え、ふさがってしまうものです。

人の心も同じで、良い話は誰もが好きだから、すぐに影響されて「自分も頑張ろう」と決意しますが、なにも行動に移さないと、すぐに心から逃げてしまいます。

道ができるのか、ふさがるかは一瞬です。

やってみましょう。

人はいつでも、いまこの瞬間から変われるのですから。


【流れを変えるのは自分の行動】

幸運とか不運というものは、天から無差別に降ってくるものではなく、すべて自分の方から求めているものなんです。

そのことを思い出すことができれば、他人のせいにしたり、組織のあり方に腹を立てたりすることなく、「自分の行動を変えよう」という発想に行き着くことができるはずです。


【小さな肉体、無限の心】

この肉体は自分、かつ一時的なものであり、この心は宇宙、かつ永遠のものである。

というのが私の考え方です。

ですから、自分の肉体を誰かのために使っている人は、いつもいきいきと輝いてますし、反対に自分の心を、自分の都合に振り回されてる人は、いつもくらい感じが致します。

いつか肉体が焼失したとしても、まっすぐに生きた心は滅びません。

未来永劫、人々の心の中で生き続けるのです。


【満たされるために】

心を良い状態に保ちたいならば、自分がいま不足に感じていることを探して、これを満たそう、補おうと望むよりも、報酬や見返りを求めることなく、誰かのために気持ちを込めて働くべきです。


【やる恥、やらない恥】

「やります」と宣言してことを、とりあえずやってみたものの、まったくうまくいかずに恥をかいた。

「やります」と宣言したものの、もしうまくいかなかったときに恥をかきそうだから、そうなる前にやめておいた。

二人の自分を鏡に映したとき、本当に恥ずかしい人物はどちらでしょう?


【不器用の利点】

すらすらと、うまくいったとしてもあまり意味がありません。

うまくいっても、なぜうまくいったのか、人はすぐに忘れてしまうものだからです。

覚えが悪い方がよっぽどいい。

身体にしみ込むまで、くり返し努力できますから。


【なんでもやってみる】

できないのではなくて、ただやっていないだけです。

まだやったことがないことを、「怖い」「面倒くさい」「不安だ」と思う感情は、過去の偏った経験が作り出す、ただの錯覚です。

実際にやってみれば、意外とうまくいくことの方が多いのです。


【得を考えるのが損】

結果はさまざまです。

全力を出せたかどうか、それだけを振り返りましょう。

正解なのは、それだけですから。


↓ 参考書籍

佐藤さん

私の保持している書籍の中でも、何度もくり返して読んでいる名書です。心が不安定になったり、怖気づいたり、行動できなかったりした時に、「心を震わせる」為に読み返しています。

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