【欲とうまく付き合えるかで人生は決まる】
「金銭欲」「物欲」「食欲」などには、あまりいいイメージがないかもしれません。これらは暴走しやすいドーパミン的欲求だからです。
しかし、多くの人は「お金持ちになりたい」「欲しいものを手に入れたい」「おいしいものを食べたい」と思っているはずです。
以前に投稿した「セロトニン」,「オキシトシン」,「ドーパミン」の3つの幸福を軽くですが、記載させていただきました。
そこで暴走しやすいドーパミン的欲求も、セロトニン、オキシトシンと掛け合わせることによって、上手にコントロールできるようになります。
【稼ぐ人ではなく「使い方」が上手な人が幸せになれる】
「お金をたくさん稼げば幸せになれる」は間違いです。お金の「所持量」が多いほど幸せになれるのではなく、「使い方」が上手な人がお金で幸せになれるのです。
つまり、給料や貯金が少なくても、上手に使えば幸せになれる。
年収が高く、貯金が多くても、「使い方」が下手な人は幸せにはなれません。
お金の「所持量」は、単なる数字(パラメーター)、つまりドーパミン的幸福の最たる例ですから、その喜びは瞬時に劣化するのです。
お金は上手に使うことで、今この瞬間の「満足」「喜び」を手に入れることができます。
ほとんどの人は「お金を稼ぐ」「お金を増やす」ことに注力しますが、「お金の使い方」には無頓着。
それが、お金で幸せになれない理由なのです。
では、「感謝の心とお金の使い方」について詳しく説明します。
この概念は、物質的なものへの感謝と、それが個人の幸福感に与える影響に焦点を当てています。
・感謝の心の重要性
感謝の心を持つことは、幸福感を高める強力なツールです。
所有している物や体験したことに感謝することで、現在の状況に対する満足感が高まり、より幸福を感じることができます。
・物質的な所有物への感謝
物質的な所有物に対して感謝を持つことは、それらの価値をより深く理解し、満足感を長く保持するのに役立ちます。
例えば、新しい服やガジェットを購入した時、その物が提供する利便性や美しさに感謝することで、単なる消費行動を超えた意味を見出すことができます。
・購入経験への感謝
購入体験そのものに感謝することも重要です。
例えば、レストランでの食事や旅行など、経験を購入する際、その経験が提供する楽しさや学びに感謝することができます。
・贈り物としてのお金の使い方
他人への贈り物にお金を使う際、その行為自体に感謝の心を持つことが重要です。
贈り物を通じて人との関係を深め、他人を幸せにすることへの感謝を表現することができます。
・お金の使い方における意識的な選択
お金を使う際には、その選択が自分の価値観や目標に沿っているかを意識することが大切です。
自分の選択に感謝することで、より意味のある消費行動を実現できます。
・不足への焦点から感謝への転換
何が不足しているかではなく、何を持っているかに焦点を当てることで、日常生活における感謝の心を育むことができます。
これは、お金の使い方に対する健康的でバランスの取れたアプローチを促します。
これらの点を意識することで、お金の使い方と感謝の心がいかに密接に関連しているかを理解し、より満足感の高い生活を送ることができるようになります。
感謝の心は、単なる所有物や経験を超えた、深い満足感と幸福感を生み出す重要な要素です。
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【一番無駄なお金の使い方は「貯金」】
「貯金」は「パラメーター増やし」なので、数字が増えていくたびに「喜び」を感じますが、それは「虚像」。
一瞬の満足感であって、すぐに「もっと」増やさないと満足できなくなります。
少ない月収から、毎月3万ずつ貯金し、3年で100万貯金した、という人はいると思います。
でももし、あなたが50歳になったときに、月収100万の収入が確定していたとしたらどうでしょう。
20代のあなたは、それでも生活を切り詰めて、毎月3万ずつ貯めて、「100万円」を貯金しますか?
何が言いたいかといえば、「貯金する」というのは「未来の自分を信じていない」という意味なのです。「未来の自分」を信じられないし、「今の自分」も信じていないわけです。
自分を信じられないので、「自己投資」も「チャレンジ」もしない。
それでは、今以上に幸せになることは、無理ではないでしょうか?
【最も交換的なお金の使い方は自己投資】
「株」や「金融標品」を買っても暴落するかもしれませんが、「自分」という商品は「自己成長」し続ける限り、暴落することはありません。
その価値を「高める」のも「低める」のも、すべて自分の行動しだいであり、自分が全権を握っています。
経済の動向や社会的な大事件によって暴落する「株」や「金融商品」と比べて、最も安全で確実にコントロール可能な投資先。
それが「自分」です。
では、「幸福と自己成長の関連性」について詳しく説明します。
・自己実現の重要性
幸福感は、自己実現と深く関連しています。
人は、自分の能力を最大限に発揮し、自分自身の可能性を追求することで、満足感や幸福感を得ることができます。
自己成長は、個人の才能や情熱を活かす機会を提供し、それによって個人の幸福感が高まります。
・継続的な学習と成長
人生における継続的な学習と成長は、自己満足と幸福の重要な源泉です。
新しいスキルを学ぶこと、新しい知識を習得すること、あるいは趣味を追求することは、自己実現の感覚を強化し、生活に充実感をもたらします。
・挑戦と成長
人間は新しい挑戦を通じて成長します。
未知の分野に挑戦すること、困難を乗り越えることは、自信を構築し、自己効力感を高めることにつながります。
これらの経験は、個人の幸福感を向上させる重要な要素です。
・目標設定と達成
目標を設定し、それに向かって努力する過程は、幸福感を高めることが知られています。
目標達成の過程で経験する成功体験は、自己評価を高め、より充実した人生を送ることに寄与します。
・内的動機付けと幸福
自己成長の動機が内面から来る場合、その活動はより意義深く、満足感が高いものになります。
自分自身のために何かを学ぶこと、成長することは、外部からの報酬や承認を超えた深い幸福感をもたらします。
・バランスの取れたライフスタイル
自己成長は、バランスの取れたライフスタイルの一部として重要です。
仕事、家庭、趣味、健康など、生活のさまざまな側面において成長を求めることは、全体的な幸福感を高めることに寄与します。
これらの点は、自己成長がどのようにして個人の幸福感に影響を与えるかを理解するのに役立ちます。
自己成長に投資することは、単に新しいスキルを習得すること以上の意味を持ち、個人の内面的な満足感や人生の充実感を高める重要な要素となります。
【物ではなく、経験を買え】
「物を買うよりも、経験を買ったほうが、幸福度は長続きしやすい」と幸福研究で明らかになっています。私自身、「物」欲がかなり強いほうで、ほんとの最近それを見直している最中です。
「物」は劣化しますし、また新しい物が続々と出てきますので・・・きりがないです。
それよりも「情報」、「知識」、「体験」、「経験」を得ることに、大きな価値があると最近ですが思えてきました。
例えば「経験を買う」ことは、結果として「自己投資」につながるからです。
私のこの「ブログ」も、いわゆる「経験」です。本を読み始め、「知識」を得て、「アウトプット」するにはどうしたらいいか?と考え、ノートにまとめたり、パソコンでまとめたりしました。
「もっと」と考えた結果、「ブログ」で発信してもようです。もちろん、やるからには「お金」になったらうれしいのでYouTubeで調べて、「収益」につなげています。
(戻ります)
なので、「おいしいものを食べたい」や「海外旅行に行きたい」が未知の体験なので楽しいし、圧倒的な幸福感を感じます。
「物」は蓄積されると「邪魔」にしかなりませんが、「経験」は蓄積されると、強力な「武器」になります。
「今日、楽しい」が365日、10年、50年続くことが「幸せな人生」ですから、日々の生活の中に「楽しい体験」をちりばめていけば、誰でも幸せになれます。
「仕事」ばかりの人生なんてつまらないですよね。
また、「お金」に執着しすぎて、「大事」なことをおろそかにしたり、失ったりするのもよくないですよね。
「時間」についてもとても重要なので、「お金と時間のバランス」について詳しく説明します。
この概念は、物質的な富と時間をどのように価値ある方法で使うかに関するものです。
・時間は限られた資源
時間は、お金とは異なり、取り戻すことができない限られた資源です。
そのため、時間をどのように使うかは、生活の質と幸福感に直接的な影響を与えます。
・労働と生活のバランス
仕事によって得られる収入は重要ですが、過度の労働は健康、家族関係、趣味や休息の時間を犠牲にすることになりかねません。
労働と私生活のバランスを取ることは、ストレスの低減と全体的な幸福感の向上につながります。
・お金の使い方と時間の価値
お金を使って時間を「買う」ことも可能です。
例えば、家事や日常業務を外注することで、趣味や家族との時間にもっと時間を割くことができます。
・物質的富より経験を重視
多くの研究によると、物質的な所有物よりも経験にお金を使った方が、長期的な幸福感が高まることが示されています。
旅行、学習、趣味などの経験は、生活に意味と喜びをもたらします。
・仕事の選択と時間の使い方
仕事を選ぶ際、給料だけでなく、仕事が個人の時間やライフスタイルに与える影響も考慮することが重要です。
柔軟な勤務時間やリモートワークの機会は、個人の時間管理において大きな価値があります。
・時間投資の優先順位付け
どの活動に時間を割くかを意識的に選択し、時間を最も価値のある活動に投資することは、幸福感を高めます。
これには、個人の価値観や目標が反映されることになります。
これらの点を考慮することで、お金と時間の間のバランスを適切に取り、より充実した生活と幸福感を実現することが可能になります。
私も「仕事人間」だった若い頃があり、今となってはもっと「経験」や「体験」に時間とお金を使えば良かったと後悔しています( ;∀;)。今では「旅行」が趣味となり、未開拓地に行ったときは「脳」が喜んでいる感じがします(笑)。
【「お金」ではなく、「人」と向き合う】
「お金を稼ぐ」ことが目的になってしまうと、なかなか「お金」はついてきてくれません。
「人の役に立つ」ことを目的にすると、自然と後から「お金」がついてきます。
「お金」を目的にすると「自分だけ稼げばいい」という「クレクレ星人」になり、人からそっぽを向かれたり、人に騙されたりします。
「お金」を求めるほど「お金」を失います。
だからこそ、「お金」だはなく「人」と向き合うことが大事になります。
「人の役に立つ」ことをどれだけできるか?そもそも、自分は人の役に立っているのか?
何をすると人の役にたてるのか。
「お金」ファーストではなく、「人」ファーストに切り替わると、本当にお金の流れは変わります。
例えば、「社会的な貢献とお金の使い方」というのもあります。
このトピックは、個人の幸福感と社会全体への貢献という二つの側面を結びつけています。
・社会的な貢献の重要性
社会に対する貢献は、個人の幸福感を高める強力な方法です。
人は他者への援助や貢献を通じて、満足感、達成感、自己価値の感覚を得ることができます。
これは、自分の行動が他人や社会にポジティブな影響を与えると感じることから来る内面的な報酬です。
・寄付と社会への影響
金銭的な寄付は、社会的な問題に対処し、必要な人々やコミュニティを支援する具体的な方法です。
寄付は、教育、医療、貧困緩和、環境保護など、多岐にわたる分野で社会的な影響をもたらすことができます。
・ボランティア活動の価値
金銭的な支援だけでなく、時間やスキルを提供する形でのボランティア活動も重要です。
直接的に地域社会や非営利団体の活動に参加することで、個人は社会とのつながりを強化し、共感や理解を深めることができます。
・責任ある消費と投資
責任ある消費や倫理的な投資も、社会的な貢献の一形態です。
環境に優しい製品の購入や、社会的に責任ある企業に投資することで、消費者としての影響力を使って社会的な変化を促進することができます。
・教育と啓発活動への支援
教育や啓発活動への支援も、社会への貢献と個人の幸福感の両方を高める方法です。
知識の拡散や意識の向上は、より公正で教育的な社会を構築する上で重要な役割を果たします。
・地域コミュニティへの貢献
自分が住む地域コミュニティに対する貢献は、より具体的かつ直接的な影響をもたらします。
地域のイベントの企画、地元の団体への支援、地域の清掃活動などは、コミュニティの結束を強化し、居住地域を改善する効果があります。
これらの行動は、個人の幸福感と社会全体の福祉の向上という双方の目的を同時に達成することができます。
金銭的な資源を社会的に意義のある方法で使用することは、個人にとっても社会にとっても、価値ある選択となります。
かの、ウォーレンバフェットも多額の「寄付」をしています。寄付活動は、個人の財産を社会的な善に向けることの模範となり、世界中の多くの人々に直接的な利益をもたらしています。
【お金で買えるのは「幸福」ではなく「安心」】
お金持ちになっても幸せになれない!そんなの嘘だ!お金があれば何でも買えるし、絶対に幸せになれるはずだ・・・そうあなたは思っているかもしれません。
「お金」によって得られるのは「幸福」ではなく「安心」です。あるいは「快適」「楽」。
貯金がたくさんあれば、老後の心配はしなくていいし、自分が病気で倒れても家族を養うことができます。それが「幸福」なのかというと、そうではないです。
「幸せ」を「マイナス10」から「プラス10」で評価すれば、幸福度が「マイナス8」や「マイナス6」の人は、お金を手に入れることで幸福度を「0」まで持っていくことはできます。
「将来の不安」や「将来の心配」はお金で解消できるものが多いからです。
では、お金持ちになると、幸福度がいきなり「9」や「10」になるかというと、ならないと思います。
なぜなら「つながり」や「健康」は、お金だけではなく、自分の努力、行動がないと手に入らないからです。
「お金」があれば、「安心」が手に入るし、「やりたいこと」を実行しやすくなります。
いわば「新幹線のチケット」のようなもので、人生のスピードがアップします。
しかし、「新幹線のチケット」を10枚持っていても、新幹線に乗らなければ宝の持ち腐れです。
【とりあえず、年収800万を目指せ!】
「お金」を手に入れても、「他者貢献の幸福」「他者からの承認」「自己成長」「自己実現」「健康」は簡単には手に入りません。
そのことは「お金」を手に入れた後で、初めて理解できます。
そして、 「他者貢献の幸福」「他者からの承認」「自己成長」「自己実現」「健康」 は、別に「お金がなくても目指すことができた」ということにも気づきます。
お金がない人は、「お金持ちになれば幸せになれる」という観念に、どうしてもとらわれるので、「本当に大切な幸福」(青い鳥)に気が付きません。
「他者貢献が重要」と自分の生活が一杯いっぱいの人に言っても、「何を言っているんだ」と反論されるだけです。
ですから、ある程度の「お金」「収入」を目指すのは、いいことだと思います。年収800万円を超えると、お金による幸せは逓減(ていげん)します。
言い換えると「年収800万円までは、お金を稼げば稼ぐほど幸せになれる」ということですから、とりあえず年収800万円くらいまでは「お金」を目標に頑張るのは、とてもいいことだと思います。
そして、年収800万円を超えたら何が起こるか?
「他者貢献の幸福」「他者からの承認」「自己成長」「自己実現」「健康」など、今の自分が持っていない幸福の重要性に気づくのです。
「自分だけで精一杯」の状態から、「自分だけではなく、他人を幸せにする」という視点が生まれる。これは、言うなれば「人生の第2章」「RPG第2幕」です。
【お金をセロトニン的幸福、オキシトシン的幸福に再投資する】
最初にドーパミン的幸福を目指すのではなく、セロトニン的幸福、オキシトシン的幸福を盤石な状態にしてからドーパミン的幸福を目指しましょう。
あなたがある程度お金が得られるようになってきたら、そのお金はセロトニン的幸福とオキシトシン的幸福のために使うべきです。
「ドーパミンの高層ビル」を建設するためにしっかりとした「土台」が必須です。
お金もあり社会的成功もしているのに、睡眠を削って、休養も削って、病気で倒れる・・・
「健康」を見直し、「つながり」を見直し、幸福の基盤をゆるぎないものにしながら、さらに「仕事」を頑張っていく。
得られたお金を、セロトニン的幸福、オキシトシン的幸福に再投資することで、お金の循環、幸福の循環は大きく拡大していくのです。
【お金で「時間」を買う】
一日は24時間しかありません。貧乏な人も大富豪でも、時間だけは平等です。
ですが「お金」があると「時間」を買うことができます。
自分にとって面倒な仕事や苦手な仕事、やりたくないことは、すべて「外注」に出せば、実質的に「時間」を買うことができます。
得られた時間を、あなたの「得意な分野」に注ぐことで成功のスピードは加速し、より大きな「成功」や「お金」を得ることができます。
家事が苦手であれば、家事代行サービスなどもあります。
今なら「時間」なく掃除が面倒なら、ルンバなんかもありますし、洗濯物を干す「時間」がもったいないと考えるなら、乾燥機付き洗濯機もあります。
「時間」は成功の特急券です。
その大切な時間が「お金」で手に入るのですから、「お金で時間を買う」は、最も有意義なお金の使い方の1つです。
時短家電のおすすめとして多くの方々がご紹介していますよね。私は・・・買う資金がないです!ですが、「時間」の面で考えると必須なのかもしれませんね。空いた時間を「自己投資」や「副業」に振り分けると今よりも充実した生活になるでしょう。↓
【お金について学ぶ】
「お金のない人」と「お金持ちの人」の最大の差は何でしょう。
それは「お金持ちの人」はお金に詳しいこと。
一方で、「お金のない人」はお金についてあまりにも知らなすぎる。つまり、「お金の情報弱者」は、絶対にお金持ちになれません。
ポイントカードを作ればポイントがつくし、無料でポイントカードは作れます。
キャッシュレス決済を使えば、そこでもポイントがつきます。
1円、10円を節約したいのなら、簡単にできることはたくさんあるのに、おそらくそういう「お得な仕組み」自体を知らないでしょう。
「お金持ちになりたい」「もっとお金が欲しい」という人にかぎって、お金についてなんの知識もなくてビックリします。
本屋に行けば「マネー」関係の本は何冊もあります、自分に合ったお金の稼ぎ方、増やし方の方法が必ずあるはずです。
あなたの「お金についての正しい知識」が増えるほど、あなたのお金が増えることは間違いありません。
お金は、ドーパミン的幸福の最も典型的なものです。
そして、最も「逓減しやすい幸福」が「お金」です。
↓ おすすめ書籍
「お金」はその使い方次第で、間違いなく私たちを幸せにしてくれるし、使い方を間違えると「不幸」になる原因にもなります。
幸せになる上手なお金の使い方をして欲しいと思います。
↓ 参考書籍
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