【ノーリスクハイリターンの投資はある】
よくある話ですが、大事な事なので、あえて伝えます。
お金の使い方には「浪費」「消費」「投資」の3種類の使い方があると言われています。
「浪費」とは、払ったお金よりも将来にわたって得る利益・メリットが少ない支出のことを言います。
簡単に言うと、必要のない無駄な支出のことです。
つまり「使ったお金>価値」となります。
必要以上の贅沢や賭けごとなどはもちろん、ほかにもっと安い、もしくはお金がかからない代替案が存在するものなどです。
たとえば、見栄を張ろうとして自分の収入に見合っていない高級品を買ったり、多すぎる飲み食い費用、必要以上のおしゃれ代、買い物時の衝動買い、スマホゲームなどの無駄な課金代などがそれにあたります。
また、自分への投資のつもりでジムに通ったり習いごとに通ったりしたけれど、途中で蚊帳わなくなったりする場合なども浪費に入ります。
「消費」とは、毎日の生活に最低限必要な食費、水道光熱費、生活日用品などへの支出が該当します。
つまり、「使ったお金=価値」となります。
消費は生きていくために必要な支出で、どうやっても0にはできません。
しかし、消費に関しては、細々とした節約の方法を使って減らすことができます。
一番有効なのは、そもそもその消費が浪費になっていないかを考えることです。
消費は欠かせない出費ですが、定期的に見直してできるだけ減らせるようになれば、それに越したことはありませんよね。
「投資」とは、「将来的に資産を増やすために、現在の資産を投下すること」です。
ここでは、将来自分の知識・能力・財産を向上させるために使う出費とします。
昇進のために英会話教室に通ったり、月に一回おいしい物を食べてモチベーションを保つなど、使ったお金以上の見返りが後々に期待できる支出です。
教養を深める書籍代、人脈を築く交際費、いまある資産を増やすための出費などは、できるだけ多くかけていきたいものです。
「使ったお金<得られる価値」ということです。
著者はメンターにこう教わったそうです。
「お金は人間と同じだよ。自分のことを無駄に使ってしまう人のそばからは人は離れていく。自分のことをいいことに使ってくれる人のもとには、人は集まりたくなるものだ」
【月15万円を自己投資に使う】
もし仮に金融投資に200万円を投資します。
3%の利回りがあったとしても、年間たった6万円、月にしたら5000円だとわかります。
インフレなどで一瞬で帳消しになってしまう利益を追求して、「自分は資産運用をしている」と得意げになっている人がいたら、「いったい何を目指しているの?」と問いかけたい気持ちになります。
投資のなかでもひとつだけ、ノーリスクでハイリターンの投資があります。
それは自己投資です。
株などの金融投資にお金を使うなら、それを全部、自分自身に投資することです。
まずは自分の頭の中身に自己投資します。
ビジネス書を読みまくって、勉強会などに行きまくります。
自分の頭の中身に投資したものは、誰にも奪えないので、自分にお金を使っているので、ノーリスクです。
そして将来、絶対にハイリターンになります。
自分に伸びしろがあると思えたら、リスクを取れる範囲で積極的に自己投資したほうがいいと思います。
「毎月給料が入ってくるんだから、この額なら自分に投資しても大丈夫」という額を使い、自己投資し続けるのです。
すぐにうまくいかなくても、絶対に成長があります。
明日、会社が倒産しても、自分の知見は消え去らないのですから。
他の著者の書籍なんかをみると、安価で効果がある自己投資は「読書」だそうです。私は「勉強会」など、宗教臭くて行きませんが、「本」にはある程度のお金をかけています。1冊、1500円前後と安価で、一冊の本から1500円以上の「知識」を得られます。「読書」はおすすめですよ。
【1冊の読書で、月収は1万円上がる】
もしあなたが何冊かビジネス書を読んで、「最初から最後まで新鮮な内容だ」と感じたら、「自分の読書量はまだまだ足りない」と思ったほうがいいかもしれません。
マネジメントの父と呼ばれるピーター・F・ドラッカーのビジネス書も、みんな最初は刺激を受けながら過去の本を読みあさりますが、2冊、3冊と読み込んでいくと、「書いていること、けっこう同じじゃない?」と理解できる瞬間が訪れます。
それが、本質に近づいた裏づけです。
これは別に、著者と出版社がサボっているわけではなく、本質はそう簡単に変わるものではないから、そのように感じるのです。
本質にたどり着くことができて、初めてその本は自分の血肉となるのです。
そのレベルになるためには、ひたすら本を読みまくって、自分の思考力、知識、視座を高める努力を続けることが不可欠です。
量があって初めて質が生まれます。
何事も量質転化です。
著者は、本を1冊読むという自己投資をすることによって、将来的に月収が1万円上がるイメージだそうです。
著者は24歳でメンターに弟子入りし、読書の大切さを教わり、そこから毎週1冊のビジネス書を読むように決めて、いまでも最低一冊はビジネス書を読むようにしているそうです。
良書は何度も読み返す場合もあるそうです。
1週間に1冊、月に4冊、年間で50冊、それをやく20年続けているそうです。
合計1000冊以上のビジネス書を読み、月収が1000万を超えているそうです。
まさに、1冊読んで月収が1万円上がっているんです。
もちろん、本を読むだけで行動に移さなければ、そうはなりません。
本で学んだことをどんどん実践していきましょう。
自己投資を続けていくと、とんでもないハイリターンになります。
【本を読むだけで、すでにほかの人には勝っている】
「本を読む時間がなくて・・・」と言い訳する人がいます。
「本を読まないから時間がない」のです。
本を読めば他人の経験や知識を学ぶことができるのに、それを活用しないで自分で道を切り開こうとするのは、人生を遠回りをしているのに等しいのです。
それでは、時間が足りなくなるのは当然です。
ビジネス書が1500円くらい。
普通の会社員の方にとってはもっとも、気軽にできる自己投資の手段ではないでしょうか?
それを高いと思う人は、その投資の蓄積が大きな成果を生むという想像ができていないということなのです。
これは、会社員ならではの時給発想の弊害ではないでしょうか・
日本には正社員が3500万人もいます。
ビジネス書は10万冊も売れたら大ベストセラーです。
割合で言ったら0.5%未満です。
しかも、正社員以外の人も当然読むので、実際の割合はさらに低くなります。
つまり、本を読むこと自体に希少価値が生まれる時代になっているのです。
本を読むだけで、あなたは他の人よりも一歩抜け出しているということなのです。
↓ 参考書籍
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