【喜びの連鎖】 喜について

心理・思考・時間

【喜び方がまだ足りない】

もっと喜ぼう。

ちょっといいことがあっただけでも、うんと喜ぼう。

喜ぶことは気持ちいいし、体の免疫力だって上がる。

恥ずかしがらず、我慢せず、遠慮せず、喜ぼう。

にこにこしよう。

素直な気持ちになって、子供のように喜ぼう。

喜べば、くだらないことを忘れることができる。

他人への嫌悪や憎しみも薄くなっていく。

周囲の人々も嬉しくなるほどに喜ぼう。

この人生、もっと喜ぼう。

喜び、嬉しがって生きよう。

【朝起きたら考えること】

一日をよいスタートで始めたいと思うなら、目覚めたときに、この一日のあいだに少なくとも一人の人に、少なくとも一つの喜びを与えてあげられないだろうかと思案することだ。

その喜びは、ささやかなものでもかまわない。

そうして、なんとかこの考えが実現するように努めて一日を送ることだ。

この習慣を多くの人が身につければ、自分だけが得したいという祈りよりも、ずっと早く世の中を変えていくことだろう。

【誰もが喜べる喜びを】

わたしたちの喜びは、他の人々の役に立っているのだろうか。

わたしたちの喜びが、他の人の悔しさや悲しさをいっそう増したり、侮辱になったりしてはいないだろうか。

わたしたちは、本当に喜ぶべきことを喜んでいうのだろうか。

他人の不幸や災厄を喜んではいないだろうか。

復讐心や軽蔑心や差別の心を満足させる喜びになってはいないだろうか。

【一緒に生きていくこと】

一緒に黙っていることは素敵なことだ。

もっと素敵ななのは、一緒に笑っていることだ。

二人以上で、一緒にいて、同じ体験をし、共に感動し、泣き笑いしながら同じ時間を共に生きていくのは、とても素晴らしいことだ。

【人を喜ばせると自分も喜べる】

誰かを喜ばせることは、自分をも喜びでいっぱいにする。

どんなに小さな事柄でも人を喜ばせることができると、わたしたちの両手も心も喜びでいっぱいになるのだ。

【この瞬間を楽しもう】

楽しまないというのは良くないことだ。

つらいことからいったん目をそむけてでも、今をちゃんと楽しむべきだ。

たとえば、家庭の中に楽しまない人がたった一人いるだけで、誰かが鬱々としているだけで、家庭はどんよりと暗く不快な場所になってしまう。

もちろん、グループや組織においても同じようになるものだ。

できるだけ幸福に生きよう。

そのためにも、とりあえず今は楽しもう。

素直に笑い、この瞬間を全身で楽しんでおこう。

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