使い込まれたカバンの持ち主は「融通のきかない人」

心理・思考・時間


【愛用のカバンで性格診断】

おもしろいことに、いつでも紙袋を持って現われる男性がいます。


お金がないわけではなく、地位もそれなりの人です。


また、女性ながら、男性が持つようなアタッシュケースを持つ人もいます。


こうした愛用のカバンからも、その人の性格や本音を読み取ることができます。


①使い込んだカバンを愛用


革がはげたり角がほつれたりしているのに、まったく意に介さず同じカバンを使い続ける人もいます。


こだわりの強いタイプで、自分がいいと思ったら変えようとしません。


骨太ですが融通がきかず、人の意見に耳を傾けないところがあります。


②アタッシュケースを愛用


中身を保護する目的でがっちりとした造りになっていますから、これを好んで使う人は実利主義といえるでしょう。


しかし、それほどの書類でもないのにアタッシュケースで持ち運び、これみよがしに置いたりする人は、アタッシュケースが持つ「仕事ができる人」というイメージを利用して自分の力を誇示し、優位に立ちたがっていると考えられます。


③紙袋を愛用


飾り気がなく、周囲の目を気にしない人です。


ただし、二つのタイプに分かれます。


一つは腹を割って話せる人。


相手を威圧したり、自分の力を誇示したりすることもなく、誠実さが感じられます。


もう一つは自分本位の人。


周囲の目を気にしないということは、悪くすると人間関係がうまく築けないことにつながるのです。


④ポケットの多いカバンを愛用


ポケットは収納機能であるとともに、心理学では夢のシンボルとされます。


こうしたカバンを愛用する人で、カバンの中がぐちゃぐちゃなら、カバンに夢を感じて選んでいます。


好奇心が旺盛で冒険心がある人です。


逆に、ポケットを最大限に利用してカバンの中がきちんと整頓されているようなら、収納機能を重視してカバンを選んだ神経質で几帳面な人といえるでしょう。



⑤鍵のあるカバンを愛用


その必要がないのに鍵つきのカバンを使う人は、割り切ったつき合いをしたいと思っています。


自分の領域に他人が入ってくることを好まず、ビジネスライクなつき合いをしたいのです。



【毎年同じ手帳を使う人は、愛情深い人】


使っている手帳からも性格をうかがうことができます。


たとえば、電子手帳やPDAなど最先端のものを使う人は、新し物好きで好奇心旺盛な人。


若い人ばかりでなく、中年男性の中にもいち早く購入して周囲に見せびらかす人がいるものです。


薄くてシンプルな手帳を選ぶ人は、機動力を優先する行動派。


見かけや余分な機能に惑わされることなく、自分の目的に合った確かな選択ができる人ともいえます


毎年、違った手帳を使う人は、変化に柔軟に対応できる人です。


ただ、ブームだから、人が使っているのを見てなどの理由で選ぶのは移り気な性格を反映しています。


逆に「これでなきゃダメ」と毎年決まった手帳を使う人もいます。


こういう人は保守的ですが、愛情の強い人といえるでしょう。


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