【ヨーグルトを毎日の習慣に】 美味しく健康を手に入れる方法

健康 ・睡眠・美容

ヨーグルトは、健美腸の強い味方。

できれば毎日とってただきたい食品の1つです。

ヨーグルトの摂取を習慣づければ、腸内の善玉菌が増え、腸内細菌のバランス、すなわち「腸内フローラ」が改善され、腸のぜん動運動が正常になります。

その結果、便秘が改善されていきます。

便の臭いの原因は悪玉菌によって作られますから、便のイヤな臭いもななっていきます。

腸内環境を無理なく整えるには、1日200g程度を目安にとるとよいでしょう。

相性のよいヨーグルトを見つけることも大切なことです。

市販のヨーグルトに含まれる乳酸菌には、ビフィズス菌、ブルガリア菌、ガゼイン菌などさまざまな種類があります。

インフルエンザやOー157、ピロリ菌の感染予防をうたったものなど、さまざまな機能がある菌株のヨーグルトも各種売られています。

この中から自分に合った菌株のヨーグルトを見つけましょう。

まずは同じヨーグルトを1週間から2週間、毎日100~200gとり続けます。

便通や睡眠、肌の状態など、体質の調子がよくなってきたら、それがあなたにとってのベスト・ヨーグルト。

相性がよい菌株がとれるヨーグルトといえます。

さて、ヨーグルトには腸内フローラ改善(整腸作用)のほかにも、さまざまな健康効果が期待できます。


まず第1に、ヨーグルトは栄養面でも優れた食品です。

カルシウムを筆頭に、たんぱく質、ビタミンA、ビタミンB群やカリウムなどが含まれています。

これに果物のビタミンⅭを補うことで栄養バランスが整います。

また、腸内細菌の可能性については、これまでも多くの研究が進められてきました。

免疫機能を活性化したり、胃がんの原因といわれるピロリ菌を減少させたり、活性酸素を抑えて動脈硬化を予防したり、花粉症などのアレルギーを予防したり・・・といった、たくさんの効果が明らかになっています。

最近では、パスツール研究所と明治が行った共同研究により、LB81乳酸菌に、新しい2つの働きが確認されました。


佐藤さん
佐藤さん

↑ スーパーや薬局などにも置いてありますので、お近くのお店で購入してみてはいかがでしょう。


1つは「腸管バリア機能」を高める慟きです。

「内なる外」である腸の中には、口から食べ物と一緒に病原菌やウイルス、有害物質などが入ってきてしまいます。

そこで、腸管にはそうした異物の侵入をくい止めるための生体防衛機能が備わっています。

いくつかの成分で構成されるこのバリア機能の中でも、特に重要と考えられるのが腸管の上皮細胞で作られる「抗菌ぺプチド」というたんぱく質です。

抗菌ペプチドは、有害な細菌、ウイルス、有害物質などから腸管を守る働きを持ち、さらには悪玉菌を駆除し腸内フローラを改善すると考えられています。

ところが、この抗菌ぺプチドの発現量は、年を重ねたり、ストレスが多かったりすると減ってしまうことが明らかになっています。

実験では、この機能低下をLB81乳酸菌の摂取で防ぐことができないかを調べています。

実験では、生後8ヵ月(人間でいうと30歳前後)からLB81乳酸菌を20ヵ月間与えた生後28ヵ月の老齢マウス(人間でいうと80歳前後)と、与えていない生後28ヵ月の老齢マウス、さらに生後 6ヵ月の若齢マウス(人間でいうと25歳前後)の抗菌ペプチドの発現量を比較。

すると、若齢マウスには、抗菌ぺプチドの発現促進効果が見られる一方で、LB81乳酸菌を与えていない老齢マウスでは、若齢マウスに比べ、発現量が明らかに低下していした。

しかし、LB81乳酸菌をとっていた老齢マウスは、若いマウスとほぼ同じ発現量を維持していたのです。

つまり、LB81乳酸菌を摂取し続けることで、

◎老化による抗菌ペプチド発現量の減少を抑えることができる。

◎腸管バリア機能が維持され、健康な腸機能を維持することが期待できる。

このようなことが明らかになりました。

乳酸菌が腸の老化を予防する → アンチェイジング効果を発揮するといしえるでしょう。

さらに2つ目の働きとして、LB81乳酸菌は、腸内の免疫細胞にも働きかけていることが確認されたのです。

免疫細胞の機能が保たれることで、全身の健康へのプラスの働きが期待できます。


今では「機能性ヨーグルト」が出ていますが、菌株によって期待できる効果は変わってきます。

ヨーグルトは続けることが大切ですから、機能だけでなく味の好みなどから選んでもいいと思います。

いろいろ試してみて、自分に合うヨーグルトを見つけてください。

佐藤さん
佐藤さん

少し「検索したら定番の物から、見たことない物までたくさんありますね。まだ食べてない物は是非食べてみたいものです。また「ふるさと納税」もやっている地域もありますから、探してみるのもアリかと思います。

↓ 参考書籍


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