チャンスに出会わない人間はいない

食事・運動・仕事


人生はあっという間に変わります。


成功する人と成功しない人の違いに、実は大きな差はありません。


能力や知識や学歴や環境などは、それぞれ違いますが人生を左右する大きな差はないようです。


成功する人、周りから評価・信頼されている人たちと、そうでない人たちの間には、確実に「違い」は存在します。


それは「すぐに行動に移せるか」です。


チャンスが訪れたときに、すぐに飛び乗れるかどうか。


本気でやりたいことが見つかったときに、すぐに動けるかどうか。


人から勧められたことを、すぐに実行に移せるかどうか。



この行動力ですべてが決まってしまします。


そして、この「すぐに」というのが大切で、誰かにアドバイスされたり、新しいことを学んだり、本気でやりたいと思ったことができたときに、10秒で動けるかどうかそれが人生を大きく左右します。


すぐに動けない人は、「あーだ、こーだ」と考えた末に、チャンスを逃してしまします。


【あなたの行動力を変える10秒チェンジ】


私も含めて人間はそもそも「怠け癖」がある生き物です。


営業の仕事をしている人は、新しい面識のない顧客にセールスするとき、気持ち的に怖気づいてしまう人もいますし、新しいことを始めると仕事が増えてしまいますので、脳内で「現状を変えたくない」と無意識に考えてしまい、現状を打破することができないでいます。


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成功する人はチャンスや情報が入った際に、10秒の間に動くことができる人はすべてを手に入れ、10秒以上もの時間をかけても動けない人は何も手に入れられなくなる。


さまざまなコーチングメソット、心理学、ビジネスの現場のなかで発見された「人間の行動の法則」です。


とはいえ、「10秒」っというのは私的にも早すぎる気がします。


10秒の間に行動しなくてもかまいません、情報が入り、脳や心が共感したとき10秒で「やろう!」「やってみよう!」と決断できる人だけが、すごい行動力・実行力がある人です。


ではなぜ、10秒で動く・決断できるだけで違いが出るのでしょうが?


それは「慣性の法則」が働いているからです。


行動し始めるときは、力が必要になりますが、一度でも動き出してしまえば、その後は楽に動くことができます。


自転車や車などイメージしてもらえればわかると思いますが、初めの動き出すときは、ある程度のパワーが必要となりますが、すでに動き出している状態であれば、それほど力を入れなくてもスイスイ進んでいきます。


ゼロから1にするときには、エネルギーが必要ですが、10を20にしたり、20を100にしたりするのは、実はそれほどエネルギーを使わないのです。


もっとも重要であり、一番の壁になるのは、最初の10秒間。



【9割の人はなぜ、すぐに行動を起こせないのか?】


人生とはシンプルで正しい思考と、正しい行動を繰り返していれば、いい結果にたどり着きます。


人生を踏み外したり、ドツボにハマってしまったり、ダメになって自分を変えられない人は、この2つの問題がある場合が多いのです。


「思考」はなんとかなるかもしれませんが、一番厄介なのが「行動」です。


「行動すれば成功できる、このチャンスに乗れば成功できるが、逃してしまえばいつ来るかはわからない。もう二度と訪れないかもしれない」


アンドリュー・カーネギー


チャンスはどんな人でも平等に訪れます。


そのとき、大切なのはそのチャンスに10秒で行動できるかです。



多くの人は、それでも行動を起こせません。


そうして大切な瞬間を逃してしまいます。


チャンスというのは、受動的なものではなくとも、自分が変わりたいと積極的に思っているときでさえも同じで、「自分を変えたい」と思って、本を読んだり、セミナーに参加したりして、新しい知識や生き方、ノウハウを学んでも、次の日になったらほとんどのことを忘れ、忙しい日々に戻ってしまいます。


なぜ、行動力のない人間に陥ってしまうのか?


どうすれば行動を起こせる人間になれるのか?


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【なぜ、モチベーションがあっても、行動できないのか?】


行動ために何より大切なのは「気分」です、にも関わらず、ほとんどのひとがその大切さを理解できていません。


当たり前のことですが、「気分」と「モチベーション」は違います。


モチベーションは、動機や結果に対する意欲、と訳されていいます。


スポーツ選手でいえば、「優勝したい」「勝ちたい」という動機がモチベーションとなり、ビジネスパーソンであれば、「売り上げを上げたい」「上場したい」がモチベーションとなります。


モチベーションが高ければ、自然とゴールを達成するために動くことができるでしょう。


しかし、モチベーションは高いのに行動が伴わないことがあります。


「仕事で結果を出したい」「この仕事はやりがいがある」と思っているのに、ちょっとしたことでやる気が削れたり、急にめんどくさくなったりします。


人の行動は、モチベーションが支配しているのではなく、行動は「気分」で決まるのです。


いくら「価値観」や「未来像」が明確であっても、「気分」が下がっていては動けません。


モチベーションが高かったとしても、気分が乗っていなければ、あらゆるやる気を失ってしまいます。


逆に、良い気分をキープできれば、「行動したい」「行動できる」と思えてきて、どんなに難しい壁があっても、チャレンジできるし、向き合えます。


行動力を高めたければ、モチベーションだけではなく「気分」もコントロールする必要があります。


 


【視座を変えない人は「思考停止」をする】


もうひとつ大切なのは「視座の転換」です。


動けなくなったり、思考停止したりしたとき、「視座」を変えることで簡単に行動力が変わります。


「視座」はものを見るときの「視点と立場」のことです。


仕事において行動が止まってしまうときは、相手の反応を考えすぎて動けなくなってしまう場合が多いでしょう。


上司に報告や連絡をしなければいけないとわかっているのにできない人は、上司の反応を想像し、「怒られるんじゃないか」と不安になり、動けなくなっています。


ここで考えて欲しいのは、上司に反応を気にしているのではなく、自分のことを守りたいだけではないでしょうか。


上司からすれば、いつでも相談に乗るし、部下に不安や問題があれば解決できるのに、と考えているはずです。


しかし、自分のことに気を取られていると、上司の期待を理解できません。


そこで10秒、想像してみましょう。


「もしも上司の立場だったら、部下であるあなたのことはどう見えているだろう」


上司の表情、姿勢、態度、口癖など思い浮かべながら、なりきって思い描いてみてください。


今回の「報告」でしたら、きっと「すぐに報告してほしい」というのが上司の気持ちです、これが「視座の転換」です。


その気づきを行動に活かすとすれば、「すぐに報告した方がいいな」「連絡だけでも入れておこう」となり、不安も軽減されます。


行動できなくなってしまう理由のひとつに、人間関係があります。


たとえば、人間関係の対立や衝突、トラブルがあると、人はフリーズして動けなくなります。


しかしそれが起こるのは、自分の視座からしかものを見ず、関係者の意見を相手の視座に立って見ていないからで、仮に4人の関係者がいれば、4つの視座があるのです。


佐藤さん
佐藤さん

例として「部下が上司への報告」を上げましたが、視座を変えれば普段から上司は、「報告しやすい」「相談しやすい」人柄でなければ、部下が委縮して今回のように「どうしよう・・・」と悩むことはなかったような気がします。


自分の視座を抜け出して、他人の視座からものを見る。


さらに、状況全体を俯瞰(ふかん)する視座から見る。


そうやって複数の視座をいくつも体感しながら、解決策を探し出していきましょう。


↓ 参考書籍

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