【自然の力で心を軽くする】 ストレス解消のハーブガイド

健康 ・睡眠・美容

「アダプトゲン」と呼ばれるストレス対策をご紹介いたします。

「アダプトゲン」とは、ストレス解消の効果を持ったハーブの総称です。昔から、一部の植物には高い鎮静作用があることが知られており、漢方やアーユルヴェーダの世界などでも、ストレス対策に広く使われています。

なかでも複数の研究で認められたものだけを取り上げます。「栄養のアンバランス」という視点からはやや外れてしまいますが、いずれも不安やイライラへの高い作用が確認されており、ストレス対策のサポートとして役に立ってくれるでしょう。

くれぐれもアダプトゲンの飲みすぎだけは注意してください。

いずれも作用が大きいだけに、長期の連用は肝臓に負担をかけてしまう可能性もあります。

あくまで短期的なサポート役として、商品ごとの用法と容量を守りながら使ってください。

佐藤さん

ご紹介いたしますが、飲み過ぎや容量を必ず守って服用してください。お願いしまます。またおススメは 「iHerb 」で検索するとほぼ購入することができますのでリンクを貼っておきますので参考にしてください。

【カバァ】

Now Foods, カヴァカヴァエキス、250 mg、植物性カプセル120錠 ←「iHerb」

カバァは、強い鎮静作用をもっており、不安になりやすい人などには大きな効果が期待できます。


科学的な証拠の豊富さではトップクラスで、たとえば24の論文をまとめたメタ分析では、「確実に不安に効くサプリのひとつ」に選ばれたり、不安い悩む198名を対象にした研究でも明確な変化が得られています。


これだけのデータがそろった抗ストレスハーブは他にはありません。

カバァ の主な効果は、イライラ、不安、ストレスから来るめまいの緩和などです。緊張をほぐす作用が大きいため、ストレスで夜に眠れなくなってしまうような人にも大きな効果を発揮します。

用法は1日に150~300mgがベスト。不眠の対策に使いたい時は、寝床に入る1時間前に210mgを使用してください。

ただし日本では購入できませんので 「iHerb 」のような海外のサイトを使うといいでしょう。

ホームページ → 「iHerb

基本的にカバァは安全なハーブですが、およそ1.5%の人は肝臓に悪影響が出るとの報告もあります。肝臓が弱い人、肝臓に障害がある人、お酒が好きな人などは、使用を控えてください。

【アシュワガンダ】

アシュワガンダは、アーユルヴェーダの世界などでは昔から有名なハーブで、不安やストレス対策などに広く使われてきました。その効能には長らく賛否がありましたが2014年に大規模なメタ分析を行い、信頼の高い報告を行っています。

・1日約300mgのアシュワガンダを飲み続けると、不安レベルが30.5%減り、ストレスレベルが44%減る。

どうやら、日常的にストレスが多い人にほど、アシュワガンダが効果を発揮してくれそうです。

この他にもアシュワガンダには興味深いデータが多く、1日に125~500mgを60日間飲んだ男女の幸福感が上がったり、1日300mgを8週間飲んでらモチベーションに改善がめられたりといった報告が出ています。

アシュワガンダは総合的にメンタルへ良い影響をもたらす可能性は高そうです。

適切な容量は1日300mgから。自分の体調と相談しつつ、上限が600mgを越えないように注意してください。

佐藤さん

私は過去に「ストレス」にやられた時期があり、アシュワガンダを数か月、服用していました。「飲んでいる」という事で気持ち的に「余裕」になったのか?実際に服用して効果があったのかはわかりかねますが、非常に助けられました。もちろん、上記の容量は守りました!

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【パッションフラワー】

パッションフラワーは、南アメリカが原産の植物。


日本ではトケイソウの和名で知られ、観賞用として世界中で親しまれています。

ですが、カバァと同様に大きな鎮静作用があり、不安によるストレスにも大きな作用も持っています。

カバァには劣るものの、2010年に行われた大規模調査では、278人を越える被験者を対象に、ハッキリと不安レベルが下がる現象が確認されました。

カバァでは効果が得られなかった人は、パッションフラワーを試すのもいいでしょう。

パッションフラワーでストレスが減るのは、おもに脳内のGABAが増えるのが原因です。

GABAは脳内の神経伝達物質で不安になりやすい人ほど分泌量が減少しやすくなることがわかっています。


その結果、脳の働きが下がっていき、さらにストレスを悪化させてしまうのです。

しかし、パッションフラワーを使えば、脳内のGABAが増加。

ストレスに強い脳に戻してくれるわけです。

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【バレリアン・ルート】

バレリアン・ルートは、昔から睡眠の改善などに使われてきた植物です。

根の部分に鎮静成分が含まれており、ストレス性の不眠に効果を発揮します。

「朝起きても、寝た気がしない・・・」や「心配事があってなかなか眠れない・・・」といった方に向いたハーブです。

その効果には一定の評価があり、2010年の大規模な調査では、「今後も詳細な実験は必要だ」としながらも「バレリアンは不眠に対して主観的な気分を改善するだろう」と結論を出しています。

まだ客観的な数値(ストレスホルモンのレベルなど)に影響があるかは不明ですが、少なくとも主観的に「眠れるようになった」と感じさせるだけで作用はありそうです。

バレリアン・ルートを試す時は、1回300~900mgを寝床に入る30~120分前までに飲んでください。基本的に12000人を対象に安全性は確認されたサプリですが、一部の人からは、頭痛や胃の不快感といった副作用も報告されています。

まずは1日300mgからスタートして、なんの変化もないようなら、自分の体調をよく確認しながら少しずつ用量を増やしていくといいでしょう。


その場合でも、念のため4~8週間以内の利用にとどめるようにしてください。

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【サフラン】

「サフランがストレスに効く」と言われれば、意外に思われる方も多いかもしれません。

パエリアやリゾットの香りづけなどに使われる定番のスパイスに、そんな効能があるとは考えにくいでしょう。

2017年に質の高い実験をまとめた分析を行い、その結論は「プラシーボと比べて、サフランには中程度のうつに対して大きな治療効果が認められた。また、抗うつ剤の効果と比べた場合でも、サフランには同じレベルの効果がある」というものでした。

なんとサフランには、プロザックやフラニールといった向精神薬と同じぐらいメンタルに良い影響があるというのです。

ここまでサフランが効くメカニズムはまだハッキリしていませんが、クロシンという成分が有力視されています。これは高い抗酸化作用を持った成分で、激しいストレスにともなう体内の酸化ダメージをやわらげてくれるようです。

多くの実験データによれば、サフランの用量は1回15mg。これを1日に2回ずつ、6~8週間ほど飲む続けてみてください。

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↓ 参考書籍

佐藤さん

鈴木 祐さんの書籍で、他にもさまざまな「ストレス解消法」を紹介しておりますので、気になる方はぜひ一度、手にしてみてはいかがでしょうか。また過剰摂取は人体に悪影響となりかねませんので、しつこいようですが容量は必ず、守るように改めてお願い致します。

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