シンプルに生きる

心理・思考・時間


「成功する人は物事をシンプルにしようとし、成功しない人は複雑にしようとする」



「なまじ頭がいい者は、物事を大きく、複雑にしてしまう。これを逆の方向に動かすには、ひらめきと勇気が必要だ」


エルンスト・フリードリッヒ・シューマッハー(イギリスの経済学者)


私たちは、忙しくしていることが当たり前で、世の中のあらゆる物事に関心を持ち続けることを求められるような社会に住んでいます。


その結果、人生を実際よりもはるかに複雑なものだと考えてしまっています。


忙しくない、世の中の動きについていけないことは、恥ずかしいことだとみなされています。


だから予定や用事をたくさん詰め込んで、わざわざ忙しい毎日を過ごしているのです。


仕事は忙しいと尋ねられて「いいえ、ものすごく暇です」と答える人などめったにいません。


休日や休暇の間だけ、シンプルな時間を過ごすのはとてももったいないことです。


シンプルに考え行動することは、私たちを成功に大きく近づけます。


しかし、それを実現するのは簡単なことではありません。


「シンプルに生きるためのルール」を定め、時間や目標、日常生活をすっきりとさせるためには、勇気と決断力が必要だからです。



【物事を出来るだけシンプルにする】


どんなことをしているときでも、「これをもっとシンプルで単刀直入に行う方法はないだろうか?」と自問自答してみましょう。


簡単な方法は「できることしか約束しない」です。


たったこれだけで、他人の仕事を引き受ける、約束を破る、期日や集合場所に遅れる、誤解を与える、といった問題を大幅に減らせます。



【モノを減らす】


何かを購入する前には、よく考えましょう。


一つのモノを買ったら、一つ捨てるというルールを定めましょう。


不要なものを少しずつ減らしていきましょう。


まさにミニマリストはその典型です。


持ち物を減らして「シンプル」に生活する。



佐藤さん

私は残念ながら、反対の「マキシマリスト」になります・・・とにかくモノを集めてしまいます。「物欲」の塊、瞬間的に頭の中に出る「ドーパミン」が抑えられない愚かな私・・・


特に若いころは、「洋服」が大好きで、ジーンズ(そこそこ値段のするもの)だけで30本以上、そのほかのパンツも合わせると50本ぐらい所有していました。


Tシャツなんかも80枚程度あり、靴も20足以上、アクセサリーなんかも高価なモノばかり10点以上、上着やジャケットなんかも20点ぐらいあり、フィギアはお気に入りのアーティストのものを全種類(80体ぐらい)・・・今、打ち込んでいて凹んできました。


今では、その3分の1程度にしてなるべく買わないようにしています(できてきました)


年齢もありますし、「もっと違うことに投資できないか?」→「自己投資しては?」っと考え、どのタイミングかで変わって、どういうわけか「読書する」になりました。


「読書」をして「インプット」して自分なりに「アウトプット」していき、「もっと」を考えて「ブログ」を始め、「ブログで収益化」と考え、「どうしたら自分のブログに人が来てくれるか」・・・と「考える」時間が増えて「手順」や「仕組み」を「先人」に学び、少しずつですが形になってきています。


先に記載した「シンプル」という言葉に、最近とても敏感になってきた気がします。


生活もそうなんですが、仕事面でも。


いろんな仕事を経験して感じたのは、「形にこだわって、本質をわからない」人が指揮をしている組織はうまく(効率よく)いっていない!です。


やれ、書類だ。それは、マニュアルと違う。他でこうしているから自分たちでも同じに・・・たいていこんな事を言っている人は「動きません!」まず、間違いないです。


「動きません!」じゃなくて「動けません!」でもいい気がします。


物事を複雑に複雑にして、職場に「混乱」を招き、自身の自己満足や偉い人に認められたいという「承認欲求」の塊です。


私は仕事を「シンプル」と考えると、「その仕事の本質」が一番大事で「自己満足」や「承認欲求」、追加すると「マウントを取る奴」、「ずるい奴」なんかは相手にしていません。


そんな人に私の「貴重な時間」を取られたくないです。


そんな思考の偏りがある私ですが、続けて【成功者は友人を選んでいる。】のご紹介です。


「シンプル」という考え方に近いものがあります。



「成功する人は自分を成長させてくれるともと付き合い、成功しない人は悪影響を及ぼす友人と付き合う」


「あなたが出会う人は、すべて目的を持っている。あなたを試そうとする人、使おうとする人、説教をしようとする人、だが一番大切なのは、あなたの力を引き出してくれる人だ」


作者不明


「あなたがどんな人間かは、親友を5人見ればわかる」という有名な言葉があります。


佐藤さん

その5人の平均が「あなた」ですまで記載している書籍もあります。


あなたは、自分が選んだ友人たちから、良くも悪くも大きな影響を受けているのです。


友人とはあなたを「成長させる存在」にもなれば、「悪い方向に向かわせる存在」にもなりえます。



同じ人と長い時間を過ごすと、考え方や行動はおのずと似通ってきます。


以前は受け入れられなかったことも、その友人と一緒にいると簡単に受け入れられるようになっていきのです。


意志が強い友人を持つ人は、自身も影響を受けて意志が強くなります。


また素行の悪い友人を持つと、人は次第に同じような行為を取りやすくなります。


佐藤さん

学校や職場も同じで、そこにいると「それが当たり前」に感じ、本来やってはいけない事(いじめやパワハラ)も鈍感に感じてしまう。


ある人を理解したいのなら、親友や過去の友人について話を聞いてみましょう。


家族とは違い、友人は選べます。(職場も選べます)


理想は、あなたから最高のものを引き出し、成長を促し、常に側にいてくれる友人を持つことです。



【勇気を持って友人を選ぶ】


誰かと出会ったからといって、その人と友人にならなければならにわけではありません。


一緒にいると苦しく、不快感を覚えるのなら、関係を断ち切ることを考えましょう。


例えば


・意地悪で不親切な人


・見下し、嫉妬する人


・利己的でナルシストな人


・不快な価値観、意見、行動をする人


佐藤さん

実際にあなたを利用して、「自分はおいしい思いをしよう」と考える人もいます。私はほとんどの人を、受け入れていますが生理的に合わない人や、嘘をつく人、嘘をついていた人はバッサリ切ります。


こうした人たちから離れていく理由を、深く考え込む必要はありません。


不満を伝えることもできますが、相手が変わることは期待すべきではありません。


人は自分の短所に気づかないものです。


何かを指摘されても聞く耳を持たなかったり、友情を壊したと非難したりするかもしれません。


自分に正直になって、良い相手と付き合うようにしましょう。



【本当の友人と付き合おう】


友人が離れていくことは悲しいことです。


あなたが仕事を辞める、病気になる、離婚する、といった状況に陥ることで、友が離れていくことがあります。


しかし、それは真の友人が誰であるかを試すチャンスでもあります。


どんなことがあってもあなたの側にいてくれる、そんな友人を大切にしましょう。



決して私は、「成功者」ではありません(わかっていると思いますが)。


ですが、「今、以上」に何かをやっていきたいし、チャレンジしたいと考えています。


若いころから、なんにでも興味を示し、やってみて失敗し、再チャレンジしてきました。


若い人たちには何にでも「チャレンジ」して欲しいです。


そして、その中から自分にあった「シンプル」な事を選んで、進んで欲しいです。


本書を読んで何かヒントになれば幸いです。

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