【平静を装っても歩き方にまでは気が回らない!】
いつもは背筋を伸ばして颯爽(さつそう)と歩いている女性が、その日に限り、背中を丸め地面を見つめながらのろのろ歩いていました。
話を聞いてみると、「恋人に別れを切り出された」とのこと。
意気消沈している様子は、声の調子や表情にも表われていましたが、歩き方ほどではありませんでした。
彼女にすれば、意識して平静を装っていたのでしょうが、歩き方にまで気が回らなかったようです。
このように、歩き方にはその人の心理や性格が出やすいもの。
特に男性は、座り方に気を配る人はいても、歩き方まで意識する人はほとんどいません。
女性は猫背だと老けて見えることもあり、背筋を伸ばして歩くように気をつけている人が多いので男性ほどではありませんが、それでも歩く速度やリズムは無意識のうちに身についてしまっているだけに、本音が出やすいといえそうです。
【歩き方別に検証!相手の人柄・性格.恋の相性】
◎せかせか歩く人は攻撃的特に男性に多い歩き方。
せっかちで、相手にも同じ速度で歩くことを要求したり、歩くのが遅いと非難したり、その歩き方からは身勝手で攻撃的な性格がうかがえます。
仕事中はそれほどでもないのに、妻と一緒のとき特にこのような歩き方をする男性は、妻に対してわがままを通そうとしているのでしょう。
妻が荷物を抱えていても知らんぷりで自分だけ先に行ってしまい、遅れる妻に「何をやってるんだ」と声を荒らげる男性もいます。
こんな思いやりのなさが、熟年離婚をもたらすのです。
現代にこのような人がいるのでしょうか・・・?ひと昔前の「頑固おやじ」的な人のことでしょうか?もし、このような人とお付き合い、結婚している方は・・・
◎相手の歩調に合わせて歩く人は温和
相手の歩く速さに合わせる人は、周囲に気配りができる温和な性格で、敵が少ないタイプです。
ただ、お人よしすぎる面や優柔不断な面もあり、周囲の評価を気にしすぎて細かいことにこだわったり、決断するのに時間がかかったりする傾向もうかがえます。
こんな男性と結婚すれば家事にも協力的で妻を大事にしそうですが、女性によっては物足りなさを感じるかもしれません。
◎リズムよく歩く人は自信家
テレビドラマに登場するキャリアウーマンのように、リズム感のある足どりで、背筋を伸ばして歩く人は、自分が有能であることを自負しており、自信があります。
仕事はできますが、異性に対する思いやりには欠けるところがあります。
走るように歩く人は元気で明朗活発ですが、落ち着きがない点が玉にキズ。
人がよく、異性にも優しく接することのできる人ですが、周りから軽く見られがちです。
◎ながら族は子供っぽい
ipodやCD、MDのポータブルプレーヤーを持って歩く人の多くは、若い世代です。
これは常に何かしていないと気がすまないという、子供の行動性とも関連しています。
年齢を重ねても、歩きながら音楽を聴いたり書類を読んだりするのは、子供っぽさが抜けず、そうしなければ気がすまないのです。
小さい子供がそうであるように、自己中心的な傾向がうかがえます。
「歩き方」でその人の気分や感情状況、一概には言えませんが「性格」もわかりますね。ただ、自分もそのような気分が「歩き方」に出ていると思うと、これからは気をつけないと・・・観察するぶんには楽しそうですね(笑)
↓ 参考書籍
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