寝る前や夜中に炭水化物をとると太ると思っている人が多いと思いますが、それは嘘です。
太るかどうかは総カロリーによるので、夜食べようが、昼食べようが、朝食べようが太る率は変わらないという研究があります。さらに炭水化物は夜食べたほうがいいという研究もあります。
寝る２時間前に、おにぎり一個分の糖質をとると睡眠の質が上がり、よく眠れるようになるというのです。
これはホルモンが分泌されて、体のあちこちの脂肪が脂肪酸に溶けだして血液に流れるからです。そのため、翌日運動をすると、かえって脂肪が燃えるようになるという研究もあります。
ですから、ダイエットをしている人も、ある程度は糖質をとったほうがいいのです。寝る２時間前に糖質をとると、よく眠れるようになって、さらに痩せます。
また、キウイを２個食べると睡眠の質が上がるという研究もあります。
夜に糖質をとってはいけないというのは完全に迷信です。
むしろと糖質をとらないと睡眠の質が下がり、仕事に支障が出て、メンタルも病むので、いいことは何もありません。
医師のなかにも、ダイエットのために糖質制限がいいと言っている人がいますが、医師がそんなことを広めるのはかなりの問題です。
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「ダイエット」を目指す人にまず知っておいて欲しいのは、人が太るのは炭水化物の量ではなく、総カロリーによるものということです。
ご飯を食べなければ、カロリーがそのぶん減るわけですから、当然痩せます。
結局、痩せたいのであれば、食べる量をどう減らすかということになるのです。ただし、我慢していると無理がでるので、我慢はしないほうがいいです。
「ダイエット」で大切なのは、次の２つです。
〇自然に食欲を減らす方法を考える。
〇食欲がわきやすい食べ物や生活を減らす。
食欲が暴走しやすくなるのもをカットし、食欲を抑えてくれるものを増やす、ただそれだけです。
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食欲が増える原因の一つに「脂肪」があります。
炭水化物をとった場合と、油ものを食べた場合、どちらも太ることは変わりませんが、油ものを食べたほうが９００キロカロリー分も食欲が増えたそうです。
つまり、油ものを食べると、よけいに食べたくなるのです。
実際に、油ものがあるとご飯がやたらと進んだり、ラーメンでも脂っこいほうが、ついつい替え玉を追加したりしがちになりますよね。
炭水化物よりも脂質をカットしたほうが、効率よくやせるという研究もあります。脂質は食欲を暴走させてしまうのです。つまり、食欲を抑えるためには、脂質を減らす必要があります。
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