【「今日もいい日になるぞ」と声に出して言おう】
朝一番に口にする言葉で、その日のモードが決まります。
抜群の思いつきやシャープに冴えた考えをつくるのも、おもしろいように何でもスパスパ答えられるようになるのも、底知れぬ自信が湧いてくるのも、朝の第一声にかかっています。
ベッドを出たら、まずは窓を全開にして、できれば庭もしくはベランダヘ出て、陽の光と爽やかな風を全身で感じてください。
そこで今日の第一声を発するのです。
「よく眠れた、頭も体もスッキリしている」
「いい天気だ、ありがたいなあ」
「今日も元気だ、がんばるぞ」
「仕事がどんどんはかどりそうだ」
「何かいいことありそうな予感がする」
「きっとすごくいい一日になるぞ」
なぜ、どこが、どんなふうにいいのかは、わからなくて構いません。
みなさんがこうしたよい言葉を口にすることによって、「こんなふうにいい1日になのだ」という答えを、脳がちゃんと見つけ出してきてくれます。
ですから、恥ずかしいと思わずに、大きな声ではっきりと、確信を持って言ってください。
自分の脳に話しかけるつもりで、感情を込めて言うのです。
いやなことがあってよく眠れなかった朝も、あえて「すごくいい気分だ」と言ってみましょう。
たとえ最悪の気分だと感じていても、今すごくいい気分なのだと、自分に向かって宣言するのです。
感情を込めて何度も口にするうち、次第にモヤモヤした気分が消えていきます。
そして、本当にウキウキするような心持ちへと自分で自分を引き立てていくことができます。
ふと気がつくと、いやな出来事などすっかり忘れて、もう何が起きても困らないような強い自信と活力を手に入れているはずです。
みなさんの心に。
ピタリとフィットする、素敵な第一声を見つけてください。
朝の時間、朝の気分は大事ですよね。その日一日を左右します。「朝の良質な行動」に朝散歩があります。朝日を浴びて脳を覚醒させて、朝食を摂取して咀嚼してリズム運動することで、脳を覚醒させる・・・朝の行動は非常に大事なので、今一度「朝の時間」を見つめ直してください。
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【仕事の効率をアップさせる「帰宅時間宣言」】
毎朝あなたは家を出るとき、家族に帰宅の時間を告げていますか。
「そんなこと、会社に行ってみないとわからない」
「きっと仕事が長引くだろうし、何か突発的なトラブルがあるかもしれない」
「急に接待の話が持ち上がったり、飲み会に誘われる可能性だってある、帰れるときが帰る時間だよ」
なんてことを言っていないでしょうか。
しかし、「今日は〇〇時に帰るつもりだよ」のひと言が、一日の仕事をぐんと捗らせます。
自分で「〇〇時に帰る」と決め、家族だけでなく自分の脳に向かって宣言しているので、何とかその約束を果たしたいとする意志が働くのです。
決められた時間の中で最大限に効率よく仕事を片付け、仮にやり残した作業があっても、よほどの場合でない限りは明日に回そうという思いきりもつきます。
ためしに、あなたの周りの仕事ができる人、決断力のある人を観察してみてください。
おそらく、そういう人はみな、オンとオフの切り替えがとても上手なはずです。
一方、仕事のできない人、決断力のない人はいつまでも仕事にしがみついて、なかなかその場を離れることができません。
効率が悪くなったと感じていても、頭のスイッチが切り替えられなくて、だらだらと仕事を続けてしまうのです。
それでは時間がかかるばかりで、いい結果を出せるわけがありません。
つまり、仕事は「量より質」なのです。
効率のよい仕事のしかたは、質のよい睡眠のとり方と同じです。
質のよい睡眠を十分にとりたかったら、浅い睡眠を長時間むさぼるよりも、たとえ短時間でもぐっすりと深い睡眠をとるほうがよい、という原理と同じなのです。
さあ、今日からみなさんも、目覚まし時計をセットするのと同じ感覚で、仕事終了の時刻を自分の中にセットしてみてください。
そして、「〇〇時に帰るつもりだよ」と、自分自身と家族みんなに約束するのです。
果たして、自分が朝言ったとおりの早い時間に帰宅すれば、家族みんなが喜んでくれるでしょう。
口に出してそう言わないまでも、誰もが内心うれしく感じるものです。
家では、会話が増える、あなたの好物が食卓に並ぶといった好現象が期待できます。
会社にあっては、仕事の能率が上がるくなること請け合い、周囲の反応も一段とよくなります。
「サービス残業」してませんよね?私はボランティア精神が欠如してますので、若い時から「時間」にうるさかったです。もし、定時で終われない場合は、「どこか変えていかないと・・・」と考えてしまいます。「時間」は有限なので、「仕事」に使いたくないですよね(笑)。楽しいことに「時間」を使うには、時間内に「仕事」を終わられるように「工夫」しましょうね。
↓ 参考書籍
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